猫がいる生活も4年目が過ぎ、5年目に突入しました!
今年も猫との暮らしをはじめた9月1日を基準として、1年でかかった飼育費用をまとめていきます。
3年目の飼育費用についての記事は「猫を飼ってから3年目の飼育費用」で公開しています。
我が家の猫の飼い方
猫の飼育費用は飼い方によって大きく変わってきます。
我が家はフードはある程度の品質の良いものを選び、トイレ関連の消耗品は節約しつつ猫達の好むものを優先して選ぶようにしています。
あとは体調がおかしいと感じることがあれば迷わずに医療にかけることで重症化を防ぎ、結果的に医療費の削減にもつながっています。
なお、飼育費用については飼い猫であるテトとピノの2匹分のみで、保護猫の預かり分については含んでいません。
それでは2021年9月から2022年8月末までにかかった飼育費用を部門別に見ていきます。※()内の金額はは去年との差額です。
食費99,120円(-20,704円)
主食は『ロイヤルカナン』で89,085円
テト(オス/4歳/5.5kg)の食費は65,220円でした。
金額が高めなのは、ストルバイト系の療養食を食べているからです。
最初はユリナリー系でしたが「できる限り普通に寄せた食事にしていく」ということで獣医師さんの指導の下『ニュータードケア』という尿路下部の健康に配慮された、避妊去勢済みの猫のためのフードに切り替えました。
通常のユリナリーの療養食は太りやすいらしいので、たくさん食べたいテトにはありがたかったです。
ピノ(メス4歳/3kg)の食費は23,865円でした。
食べる量も1日40gくらいと少なく、通常食なのでネットで購入することもでき価格が節約できるためテトに比べるととても安いです。
ちなみに食が細く、偏食のため『ロイヤルカナン/キトン』のドライフードしか食べません。
おやつは週に1~2回で10,035円
おやつは控えめで日常的に食べさせてはいませんが、猫にとっては『楽しい!』『嬉しい!』なので、週に1~2回くらいはあげています。
ちなみにピノは偏食なのでおやつも一切食べず…なので、もっぱらテトのみです。
ここ1年で我が家で良く買っていたおやつは…ちゅ~る、焼かつお、フリーズドライふりかけ…です。
トイレの消耗品23,256円(-7,027円)
- システム用トイレ砂…13,910円(-10,248円)
- トイレシート…1,819円(-4,306円)
- 普通トイレ砂…7,527円(+7,527円)
今年から昔ながらのふつうのトイレの設置をはじめたことにより、システムトイレの使用頻度が大幅に下がりました。
2匹だと、システムトイレよりも普通のトイレの方がコスパが良くなりますが、お世話側の手間はシステムトイレの方が楽でした。
ちなみに、テトは普通のトイレの方が使用頻度は高く、ピノはシステムトイレの方を多く使います。
その他の消耗品7,584円(-2,725円)
- 給水器(フィルター)…4,608円(-2,153円)
- ペット用消臭剤…2,976円(-572円)
2台の給水器を使っていたのですがケージに取り付けるボトルタイプの給水器を導入したところ、そちらが思いのほか人気だったため2台あった自動給水器を1台に削減しました。
ペット消臭剤は前年とそこまで差はなかったようです。
おもちゃ代3,822円(+496円)
大人になったテトとピノは、仔猫の頃に比べると『遊びたい!欲求』が落ち着いてきているので、今年もそんなにお金はかかりませんでした。
コスパに優れたアルミホイルのボールや、100均一のキラキラボールは相変わらず大人気です。
医療費175,625円(+38,528円)
ペットを飼っていると「一番お金がかかる!」のが医療費です。
健康な子であればそんなにかからないのですが…一度、何かしらの継続治療の病気が見つかると、その金額は爆上がりします。
テトの医療費
ワクチンと健診…6,830円
検査・治療費…9,530円(-7,691円)
昨年はストルバイト原因の膀胱炎の治療と経過観察をしていたテト。
その後はユリナリー用フードを食べていましたが、それを他のフードに切り替えるために通院と尿検査をしてお金がかかりました。
フードを切り替えてからは通院はしていないので、ありがたい金額で収まりました。
ピノの医療費
ワクチンと健診…7,710円
検査・治療費…141,430円(+72,738円)
生まれつき肝臓の数値がほんの少しだけ高かったピノ…その時にペット保険に入らなかった無知が悔やまれます。
現在は、肝臓の数値を月1~2のペースで検査しつつ、数値を下げるための利胆剤とサプリを処方されています。
昨年より金額が倍増しているのは、新薬(注射)を1週間通ってみたりしたのと、新しく処方されたサプリが1日100円するからです。
口腔内ケア
デンタルバイオ…10,125円(-10,259円)
長生きと未来の医療費削減のために…咥内の環境を整えるサプリと歯磨きケアを今年も継続しています。
とは言え与え忘れることもあり、「しばらくあげていなかったり」なんてことにより、昨年度より金額は大幅に下がりました。
それでも、歯に歯石はほんの少ししか付いておらず問題ない感じです。
家具などの備品6,451円(-40,178円)
「今年が安かった」と言うよりは昨年が高かった備品代です。
- ウォータディッシュ…1,057円
- ベッドMサイズ…1,980円
- ベッドLサイズ…2,480円
- 壁保護シート…934円
ウォータディッシュはケージに取り付けができる給水器です。
あとはお気に入りのベッドがヘタってきたので2つ新しく新調したり、気になる箇所に追加で壁保護のシートを貼りました。
4年目の飼育費用まとめ
4年目で猫にかかったトータルの費用は315,858円(-31,610円)でした!
ずっと使える用品や家具類を抜くと、飼育費用としては309,407円(+8,568円)なので、1匹辺りだと154,703円ということになります。
1ヶ月あたりに換算すると2頭で25,069円くらい。1頭だと12,534円でした。
au損保による年額支出額の想定では、猫1匹辺りの飼育費用は133,000円(月11,083円)だったので、少しだけ高めでした。
もしピノの肝臓が健康だったら、半額くらいにはなるのでやはり医療費は重いことが分かります。
ピノの医療費以外では、テトの療養食が高めなところも金額を押し上げているので、やはり健康が大切ですね。
5年目の目標は?
1年目は17万円、2年目は29万円、3年目は35万円、そして4年目は31万円…といった感じで、金額としてはこの辺りで続いていく?…な気もしますが、やはり今後も2匹の健康状態次第というのが分かります。
節約できるところは、トイレの消耗品や「無駄なものを衝動買いしない!」という強い意志くらいでしょうか(汗)
お世話係、がんばって働きます!
今までの飼育費用については「お金の話」で見ることができます!