ここ数日で冷え込みが強くなってきました。そろそろ野良猫たちにとっては過酷な季節がやってきます。
我が家では飼い猫のテトとピノ、飼育放棄現場からレスキューされた糖尿病のノルの3匹の猫達がいます。
寒い冬を前にして「せめて寒い時期だけでも保護する猫を増やそうか…」と検討していたところ、ボランティアの方から過酷な環境で暮らす猫家族の相談がやってきました。
不衛生な環境で暮らしている猫家族
とあるアパートでは野良猫がたくさん住み着いていました。1年くらいボランティアの方が通ってTNR活動をしながら、仔猫の保護と譲渡を行っている場所です。
アパートの住人は高齢の方が多く、猫にご飯はやってくれるものの不妊手術をするまでのことはできなかったので、猫達がたくさん増えてしまっていました。
そんな環境の中で、今年の秋に生まれた6匹の仔猫たちがいました。
アパートの住人の方が母猫も一緒に部屋に入れて、ご飯をあげてくれてはいました。けれども衛生的に良い環境とは言えないところでした。
抵抗力の弱い仔猫は、猫風邪と結膜炎を悪化させてしまい酷い状態です。
室内で雨風は凌げていますが、部屋の中は寒く、ホコリやヤニ臭でいっぱいです。ご飯も安価なフードなので栄養が足りていませんでした。
子猫2匹を初期医療へ!
そんな悪環境の中から、我が家では2匹の仔猫を保護預かりすることにしました。仔猫のことを今後も含めて考えると1匹のみという選択肢はありませんでした。
そして、ボラさんが現地で保護して初期医療まで済ませて我が家に連れてきてくれることになりました。
糞尿やらホコリやらで汚れています。
三毛柄の女の子は体重が680gです。
「あたち、にゃにされてるの?」
ウィルス検査とノミダニ駆除、爪切りなどを行います。
茶白は男の子で体重は510gです。
結膜炎で目の内側の結膜が炎症してしまっています。痛そう…
「せめてお顔だけはキレイに!」と病院で拭いてもらえました。
仔にゃんこ様をお迎え!
病院であれこれされること1時間弱。仔にゃんこ達がやってきました!
結膜炎が酷くて片目が殆ど開かない女の子は『ミニラ』という仮名をつけました。
猫風邪が酷くて鼻水ズルズルの男の子は『チビラ』です。
これから目薬と飲み薬で猫風邪と結膜炎を治していきます!2週間くらいで改善するそうなので、しっかりお世話をさせていただきますよー!
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