物怖じしない性格からか、保護されてから20日ほどですっかり我が家に馴染んだノル。
そんなノルですが、飼い主の知らぬ間に年下のテトとピノとも少しづつ距離を縮めていました。
今日は先住猫のテトとピノ、そして新入り猫のノルの様子を覗いてみます。
この記事は「虐待されていた猫がやってきた話6」の続きです。
成猫同士の猫づきあい
猫の世界のルールでは年上と言えども、あとからやって来た方が新人です。
新入猫が受け入れられるかどうかは、先住猫次第といっても過言ではありません。
そんな猫ルールなんか気にしないというように、いつも好きな場所でゴロンとするノル。
そこへピノが……。
ノルのお尻のニオイを嗅いで、ノルのことを知ろうとしています。
ピノが初めてノルに自分から近づいた瞬間でした。
ピノは女の子ということもあり、新しい子を受け入れるのにテトより時間が必要でした。
(サビのときも受け入れるのに2週間くらいかかり、結局は一定の距離までしか近づかずに終わりました)
「仲良くなるのでは!?」と期待しましたが……
やっぱりこの距離感。
当の本人はリンゴのぬいぐるみに夢中……。
オスは細かいことは気にしない
ちなみに、テトとノルはこんな感じです。
オス同士は比較的、仲良くなりやすいというか…細かいことを気にしていないというか…。
何も考えていないだけかもしれない。
猫のことは猫同士に任せて気長に待ちましょう。
若い女の子はデリケートなの
そんなピノとノルですが、距離が近くなるにはまだまだ時間がかかると思っていた飼い主の予想は外れました。
最初の頃は視界に入るだけで威嚇していたピノですが、近くで一緒に寝ることを受け入れたようです。
「まぁ、いいかなって」
なんとか3匹がお互いを受け入れられたようで安心しました!
ノルはそれなりに愛情深かった?!
あんまり他の猫には興味がなさそうなノルでしたが、なんとテトを毛づくろいしている姿が!
テトはちょっと迷惑そう?
ノルが舐めたテトの頭はベショベショに濡れていました(笑)
ちなみにピノも毛づくろいしようとしたのですが…怒られて拒否されていました(笑)
すっかり我が家の一員になりました
新しい猫を迎えると、猫同士が馴染むのには時間が必要です。
ですが、実は飼い主側も心の底から新しい子を家族の一員だと感じるようになるまでにも、時間が必要だったりするのです。
日々、一緒に過ごすことでお互いのことを知り、少しづつ距離が近くなっていくのは猫も人も変わらないのかな?…と思ったりしています。
この記事の続きは「虐待されていた猫がやってきた話8」へ。