我が家ではベンガル猫のテト(男の子)とピノ(女の子)、2匹と一緒に暮らしています。毎日、騒がしくて楽しい毎日です。
ベンガル猫を家族に迎えるか検討していた頃に、色々と分からないことが多く、ベンガルについてたくさんのことを調べました。今回は、私がベンガルを飼うために調べたことや、実際にベンガルを飼ってみてどうだったか……などの記事をひとつにまとめました。
いつかベンガル猫を家族に迎えたいと思っている方、ベンガル猫が好きな方へ。ベンガル猫を迎えたらどんな暮らしが待っているのか、ベンガル猫がどんな猫なのかが詳しく分かるようになっています。
Contents
ベンガル猫の基本情報
ベンガル猫は、猫白血病の研究のためにイエネコと野生のヤマネコを交配して生まれた比較的新しい猫種です。原産国はアメリカになります。
ワイルドなヒョウ柄が特徴的ですが、その性格は外見とは異なり、温厚で社交的な性格をしています。猫には珍しく、濡れるのを嫌がらずに水遊びを好む子もいます。
耳は大きめで、目はやや釣り目気味だけどまん丸で、愛くるしいタヌキ顔をしています。運動するのが大好きで、体系は筋肉質。細身で少し胴長、すらっと伸びた尻尾をしています。毛質が良く他の猫に比べても柔らかくなめらかな手触りです。
そんな魅力的なベンガル猫ですが、実際に飼ってみるとどんな感じなのでしょうか。飼ってみて分かったベンガル猫の魅力、性格、オスメスの違いから、大変だったことまでをより詳しくまとめて記事にしました。
ベンガル猫の大きさ
ベンガル猫は一般的な猫よりも大きく成長する傾向にあります。オス猫は5~8kg、メス猫は3~6kgと言われています。ちなみにテト(男の子)は6kg、ピノ(女の子)は3kg程度です。
我が家ではテトとピノがやってきたときから毎月、体重測定を行い仔猫~成猫までの成長記録をグラフにしました。どのくらいの期間で大きくなっていくのか、大きい猫と小さい猫のそれぞれの良さや大変さなどを紹介しています。
ベンガル猫との暮らし
ベンガル猫との実際の暮らしはどんな様子なのでしょうか。活発で運動量の多い猫種なので「飼うのが大変……」という意見もチラホラみかけるベンガルですが、我が家での様子をご紹介します。
1日のタイムスケジュールから、ベンガル猫の飼いやすいところ・飼いにくいところなど……、ベンガル猫との生活についてまとめてあります。
1年でかかったベンガル猫の飼育費用
新しい家族を迎える上で、重要なのがお金の問題です。各社が行っているアンケートによると、猫1頭当たりの飼育費用は5,000円~10,000円くらいだと言うことです。
倍くらい幅があるのは、フードの種類、おやつの量、おもちゃで遊ぶ頻度、病気になるかどうか、健康管理や予防など……飼い主さんの考え方によって違いがあるためです。
そこで、我が家でベンガル猫を飼い始めてから1年間でかかった費用を項目別に記録してみました。ちなみに、最初の1年間としては以下の6つの傾向が見られました。
- ご飯の品質にはこだわる
- おやつは少なめ
- 歯周病とノミダニの病気予防
- 何かあれば早めに病院へ
- トイレ用品は模索していた
- 仔猫なのでおもちゃは多め
ベンガル猫の多頭飼育について
猫は相性や迎える時期にもよりますが、多頭飼育がおすすめです。猫同士でコミュニケーションを取ることで、飼い主が教えられない社会性をはぐくむことができるからです。お留守番のときも寂しさを感じさせることなく、お互いがかけがえのないパートナーとなります。
ベンガル猫を多頭飼育した場合、どんな生活が待っているのか……。具体的なメリットやデメリットを、実際に単独飼育から多頭飼育に移行した視点からまとめました。結果的には、多頭飼育を選んで本当に良かったと思っています。
ベンガル猫の被毛とブラシ
日本で人気の猫種のほとんどはダブルコートです。ダブルコートは外側の太くて長い毛と、内側の短くて柔らかい毛が二層になってる被毛のことです。対して、ベンガル猫は外側も内側も同じ長さの毛が一層だけのシングルコートです。
短毛種でもあり、シングルコートでもあるベンガル猫にはたくさんのブラシは必要ありません。抜け毛を取り除くブラシと、毛づやを出すブラシを1種類ずつ用意しましょう。
実際に我が家で愛用しているおすすめ猫ブラシを紹介します。
ベンガル猫と猫アレルギー
「猫アレルギーだけど猫を飼いたい!」と熱望する方はとても多いです。ベンガル猫は猫アレルギーが起こりにくい猫と言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
我が家では飼い主1号が軽度猫アレルギーです。実際にアレルギーを持ちながら、在宅勤務の私が猫と密接に暮らしてみてどうだったのかを記録しました。
結論としては「猫アレルギーが起こりにくいと言っても絶対症状がでないわけではない。リスクがあるので、安易に飼ってはいけない」となりました。
希少種ブラックベンガル
ベンガル猫と言えばヒョウ柄のロゼット模様が最大の特長です。このロゼット模様に憧れてベンガルを迎えたい…と思う方も多いはず。
そんなベンガル猫ですが、色や模様にはいくつか種類があります。基本的なブラウン、別色で代表的なシルバー、珍しいスノーやグレー……中でも希少性が高い毛色が、ブラックです。
一見、普通の黒猫に見えるブラックベンガルは、光にかざすとその特徴である模様が浮かび上がります。それはもう、カッコ良くもあり、美しくもあり…。
そんなブラックベンガルですが、まだまだ未知の部分が多いようです。なぜ黒くなるのか、生まれる確率、毛色の違いによる差、お値段、お迎えの方法など……ブラックベンガルについてまとめました。
ベンガル猫のブリーダー
ベンガル猫の魅力がたっぷり分かったところで「実際に家族に迎えるのにはどうすれば…?」と、思った方へ。我が家のテトとピノの出身地であるブリーダーさんを紹介します。
ずばり、千葉と九州でブリーダー業を展開している『リアルキャット』さんです。我が家は実際に猫舎までお邪魔してテトとピノを選びましたが、遠方の方は空輸なども対応しています。
テトとピノはそれぞれ性格は異なりますが、問題行動が殆どない飼いやすい子達です。そういった猫を迎えるには、生まれてから仔猫の頃まで過ごす環境や両親からの影響がとても大きくなります。
ペットショップでの購入は、値段の割には猫の状態が悪く、病気や性格の問題など、様々なリスクがあるのでおすすめしません。何度かペットショップでベンガルの仔猫を見ていますが、毛はカサカサだし小さすぎるし、値段は高いし……という感じでした。
ベンガル猫に限らず、犬猫を家族として迎えたい方は、ペットショップではなく保護施設かブリーダーをご検討ください。
『リアルキャット』の詳しい情報や、家族を迎え入れたときの当日の様子なども記事にしてあります。ブリーダーさんから猫を迎える方の参考になると思うので是非チェックしてください。