9月で猫と暮らし始めてから3年が経ちました。
1年目は約17万円だった猫の飼育費用ですが、2年目は約29万円に…そして節約を誓った3年目はなんと約35万円となりました!
3年目はテトの膀胱炎やピノの肝臓の治療などが始まったことにより、今まではなかった療養食や医療費が多くかかってくるようになりました。
詳しい内訳を見ていこうと思います。
2年目の飼育費用についての記事は「猫を飼ってから2年目の飼育費用」で公開しています。
我が家の猫の飼い方
猫の飼育費用は飼い方によって大きく変わってきます。
我が家はフードはある程度の品質の良いもの(ロイヤルカナン、ヒルズ)を選び、おやつはあまりあげていません。
トイレ関連の消耗品は節約しつつ猫達の好むものを優先して選ぶようにしています。その他、猫の体調がおかしいと感じればすぐに必要な医療を受けさせています。
なお飼育費用については飼い猫であるテトとピノの2匹分のみで、保護猫の預かり分については含んでいません。
3年目でかかった飼育費用
それでは2020年9月から2021年8月までにかかった飼育費用を部門別に見ていきます。()内の金額はは去年との差額です。
食費は119,824円(-39,825円)
- ロイヤルカナン/インドア/ドライ…24,000円
- ロイヤルカナン/インドア/ウェット…40,250円
- ロイヤルカナン/ユリナリー/ドライ…2,214円
- ロイヤルカナン/ユリナリー/ウェット…12,300円
- ロイヤルカナン/キトン/ドライ…23,560円
- ロイヤルカナン/キトン/ウェット…17,500円
テト(オス/3歳/6kg)はロイヤルカナンシリーズの中でもベーシックな室内飼育用のインドアのドライとウェットを食べていました。
2年目まではブリーダーさんから勧められた生肉を与えていたのですが、3年目はそれをやめたため食費は減っています。
しかし、2020年の7月に膀胱炎を患いストルバイトが見つかったため、ユリナリー系の療養食に変更となり、以降はずっと療養食を食べ続けることとなっています。療養食は通常のフードに比べて値段が高くなるので、来年はもっと食費が上がってきそうです。
ピノ(メス/3歳/3kg)は食が細いこともあり、ずっと仔猫用のフードのドライとウェットを食べていました。しかし肝臓の数値の経過観察でドライのみにした方が数値が良くなったことと、ピノがウェットをあまり好まなかったことから、今はドライのみを食べています。
おやつはピノが殆ど食べないので3年目は購入しませんでした。
消耗品は40,592円(+10,706円)
- トイレ砂…24,158円(+10,711円)
- トイレシート…6,125円(-187円)
- 給水器関連…6,761円(+18円)
- ペット用消臭剤…3,548円(-164円)
消耗品はトイレ砂が1万円ほどアップしましたが、それ以外は去年と同じくらいの出費でした。
テトの好むシリカゲル系の猫砂をメインに愛用しつつ、通常の猫トイレも導入したことで鉱物系の猫砂も買うようになりました。
トイレが不潔になると粗相の原因となってしまうので、今後の節約は難しいかな…?と思っています。
おもちゃ代は3,326円(-5,372円)
おもちゃは3年目はそこまでたくさん買いませんでした。
2匹とも仔猫の頃よりも遊ぶのが落ち着いてきたこともあり、おもちゃが長持ちするようになったのが大きな理由です。
医療費は137,097円(+79,667円)
ワクチン…0円(-7,000円)
健康診断…9,240円(-6,950円)
治療費…85,913円(+76,323円)
ノミダニ…21,560円(-770円)
歯磨きケア…20,384円(+9,970円)
ワクチンは「3年に1度の接種でもOK!」とのことだったので今年は打ちませんでした。
治療費はピノの肝臓の数値を下げるための投薬と薬を見極めるための通院で68,692円かかりました。薬を確定するまでは2週間に1回の通院(現在は月1回)だったこともあり、診察料や血液検査代がかさみました。
テトは7月頃に膀胱炎を起こして検査したところストルバイトができる体質と判明し、そこからはずっとユリナリー系の療養食を食べています。
膀胱炎と尿検査はそんなに高くなかったので医療費としては大きな金額にはなりませんでしたが、それよりも今後は療養食が高くなってくると思われます。(ウェットフード必須なので更に高い)
5月から11月はノミダニとフィラリア予防にレボリューションが入ります。完全室内飼育ならレボリューションはしなくても大丈夫ではあるのですが、外からやってくる保護猫を預かっていることもあり念のため。
歯磨きケアはデンタルバイオを1匹あたり1日1粒与えているのでその金額です。お陰様で歯はキレイな状態を保てています。
猫用品や家具などは46,629円(+28,945円)
医療費の次にアップしたのが猫用品や家具類でした。
- 窓用ベッド…5,500円
- 窓用ベッド取り換え爪とぎ…3,300円
- 猫ハウス/宇宙船…5,399円
- 猫ハウス/テレビ…9,350円
- キャットタワー…16,300円
- キャットステップ…4,260円
- 猫トイレ…840円
最近は可愛い猫用の飼育用品がたくさん発売されているので、気に入ったものを買い揃えました。(宇宙船ハウスはテトがキャットタワーから落下して壊したので新しく買いなおし)
どれも買って良かった!と思うものばかりだったので、しばらく使用感を確かめてからまたブログで紹介します!
3年目の飼育費用まとめ
3年目で猫にかかったトータルの費用は347,468円でした。ずっと使える用品や家具類を抜くと、飼育費用としては300,839円です。1頭あたりだと150,419円くらいです。
1ヶ月あたりに換算すると2頭で25,069円くらい。1頭だと12,534円でした。
2019年のアニコムの猫にかける年間支出調査では、猫1匹辺りの飼育費用は158,680円だったので「それよりは少し安いかな?」程度でした。
ここ数年で猫の飼育費用の平均も上がってきているようです。
節約の限界を感じた年だった
1年目が17万円だった飼育費用ですが、3年目は35万円と2倍以上に金額が上がりました。
軽度でも何かしら継続治療の必要な疾患がでてしまうと、どうしても医療費や療養食の負担が大きくなるというのを身に染みて実感した年でした。
とは言え、節約のためにフードの値段を落としたりはできないので、節約志向から収入を増やす志向に転換する必要がありそうだと感じました。
ちなみに保護猫達にもお金はかかっていますが、医療費はボランティア団体負担・支援物資として寄付されたトイレシートやフードなども頂けるので、飼い猫ほどの負担にはなっていません。
2年目の飼育費用についての記事は「猫を飼ってから2年目の飼育費用」で公開しています。