久しぶりのノルの保護猫記録です!
前回、3回目の通院で糖尿病の病状の値を示すフルクトサミン数値が減少して喜んでいたのですが、その後は微増に転じてしまいインスリン量を増やすこととなりました。
今回は3月分の治療経過のご報告と、ノルの近況をまとめました!
この記事は「虐待されていた猫がやってきた話11」の続きです。
ノルは冬でもフローリングが好き
もう冬が始まる頃だというのに、ノルはひんやりフローリングの上が大好き。
顔回りを撫でると気持ちよさそうにしています。
ところで、旦那がワンシーズン履いていたスリッパは臭くないのですか?
テトとピノとはもう家族だね
保護預かりだけど預かり期間が長期になって、すっかり我が家に馴染んだノルはテトと仲良しです。
2匹ともキャットタワーのてっぺんが好きなので、仲良くくつろぐ姿も。
あくび終わりのおっさん顔ショットをゲット!
高い所でのんびりお昼寝が大好き。
テトも一緒にお昼寝です。
うーん…狭そう(笑)
実は、テトとピノとノル、3匹が一緒に近くにいるのは珍しいのです。
大抵はノルとピノが個人行動をしていて、テトがくっつきに行く…という感じなので、こうしてみんなでくっついているのはレア!
ノルは暑がりだから、短毛種のテトとピノとは過ごす場所が違うという理由もあります。
でも、一番の理由は猫よりも人にくっついている方が好きな性格だからかな?
ノルの糖尿病の3か月分の治療記録
前回、11月初旬の通院では糖尿病の病状を示すフルクトサミン数値が382まで下がってきていました。
10月初旬の保護当時には557とかなり高い数値だったので、1ヵ月で175も減ったことになります。
しかし、翌月の4回目の通院ではフルクトサミン数値が391と微増してしまいました。
病院の待合室で診察待ちのノル。
何故かキャリーの透明部分に顔をこすり続けていた。
フルクトサミンが391に増えてしまった後もインスリンの量は変えずに1ヵ月ほど様子をみたのですが、その次の5回目の通院でも399と更に微増状態となりました。
そこで、今まで1.5だったインスリンの量を1.7に増やすことに!
最初だけは低血糖にならないように特に注意して、体調に問題がなさそうであれば1.7で様子を見ることになりました。
その結果…
1カ月後の6回目の通院ではフルクトサミン数値が355まで減少しました!
11月~12月にかけて微増してしまった数値が、1月中にインスリンの量を増やしたことにより、1月末頃までには355に減ったことになります。
このままインスリンの量を1.7にしたまま、またしばらく様子をみることになりました。
猫の糖尿病の治療費用の話
毎日のインスリンと食事療法はこれからも続きます。
糖尿病治療でずっとかかってくるのは、インスリンと注射器代、月1の通院、それから食費です。
糖尿病の治療をしていルチ医療費以外で、何気にお金がかかるのが食費だったりします。
糖尿病のノルは市販のフードではなく療養食という病気に配慮されたフードを与えます。
ノルの場合、1ヵ月の食費は12,000円以上になります。
あと地味に消耗するのがトイレシートです。
糖尿病の症状のひとつである多飲多尿はインスリン治療によって緩和するのですが、ノルの場合はそれでもオシッコの量が多いのです。
なので、普通の子よりもシートの消費量が2倍くらい多くなっています。
おおよそ、ノルにかかっている費用は1ヵ月で1.5~2万円くらいでしょうか。
健康な子に比べると倍くらいのお金がかかりますが、ノルの所属するボランティア団体にご寄付いただいた支援物資などで、かなり負担を軽くしていただいています。
こうして保護猫に温かい手を差し伸べてくださる方がたくさんいて、本当にありがたい限りです。
この記事の続きは「虐待されていた猫がやってきた話13」へ。