数ヶ月間もの間、せまいケージに閉じ込められて汚物まみれになってしまったノル。我が家にやってきてすぐにテトとピノと顔合わせをしました!
この記事は「虐待されていた猫がやってきた話1」の続きです。
ようこそ!我が家へ!
病院で初期医療とシャンプーを済ませたノルが我が家にやってきました!大きな成猫用のケージはボランティア団体さんの提供です。
ノルが家に入って来てからずっと気にしまくっていたテトとピノ。今回は隔離期間は必要ないので数時間程してから対面させました。
ノルに気づいてない2匹…
ノルの入っていたケージを調査しはじめました。猫は視力よりも嗅覚を頼りにしているので、ノルのニオイが強く残っていたケージに真っ先に反応したようです。
ケージを調査している2匹をじっと見つめているノル。
先にノルの存在に気づいたのはピノでした。
お互い「シャー」とご挨拶。人間でいうところ、20代前半のピノにとってノルはおじさんです。警戒するのは当然。
「し、知らにゃいおじさんがいるにゃ…!!」
テトもノルにご挨拶です。
年の差はあるけれど男同士…果たして…
先にピノとシャーしあったので、テトにもシャーっとするノル。最初はこんなもんです。
ノルの新しい生活のはじまり
とにかくガリガリに痩せていて骨と皮だけのノル。生肉をたくさん食べて体重を増やしていこう!
初めての生肉ですが、気に入ってくれたようです。あっと間に食べきりました。
ノルはお水を飲む量がやたらと多い子でした。猫は大きさにもよりますがおおよそ1日に40mlくらい水を飲みます。しかし、ノルの場合は300mlくらい飲みました。
ガリガリに痩せた身体に多飲の症状……ちょっと普通ではなかったのですが後日、血液検査の結果により「糖尿病」と判明しました。
口の中の状態もあまり良くなかったので、1日1粒のデンタルバイオを与えます。デンタルバイオはお口の中の良い菌を増やして、口内環境を良くしてくれるサプリです。
詳しくは「歯磨き嫌いな猫にオススメのデンタルバイオ」を見てみてください。我が家のおすすめ猫アイテムのひとつです。
糖尿病の寛解を目指して
こんな感じでノルとテトとピノと飼い主の新しい生活がスタートしました。
最初はお互い、どう接していいのか分からずに戸惑うこともありますが、それもいつの間にか気にならなくなるはずです。
この記事の続きは「虐待されていた猫がやってきた話3」へ。