ナノがやってきて17~22日の保護記録です。
仔猫の社会期に突入したナノですが、そろそろ初期医療ができる大きさまで成長しました!
この記事は「324gの小さな仔猫3」の続きです。
仔猫の社会期を考える
仔猫の社会期に突入したナノは、他の猫から色々なことを学ぶ大切な時期に入っています。
本当なら母親や兄妹猫たちと一緒に大切なことをたくさん学ぶ必要があるのですが…ナノは隔離期間中のため独りぼっちです
最近、人の手足にじゃれついたときに噛む力が強くなりすぎてしまっていて、何とか「ダメ!」と教えているもののなかなか改善してくれません。
本来なら兄弟猫同士でじゃれあいをしているときに、「このくらいの力で噛まれると痛いんだ!」と力加減を覚えたりするのですが、ナノにはその相手がいません。
人が仔猫に教えられることはとても少なく、今後のナノの猫生のためにも、できれば同じ年くらいのお友達を作ってあげたいとずっと思っていました。
とはいえ、こればっかりはコントロールできることではないので仕方ありません。
隔離期間が空けて、先住の大人猫たちと一緒にできるまでの間は、人が代わりに遊び相手をしてあげます。
以前は、猫じゃらしを見せても反応しませんでしたが…
フリフリするとすぐに食いついてきます!
猫じゃらしの素早い動きにも追い付いてくる俊敏さです。
なかなか捕まえられないナノですが…
ゲット!
だけどまだ力が弱いので、すぐに逃げられちゃいます。
息切れしない程度に遊んであげたら…
いつの間にかキャットタワーの2段目に登頂していた。
たくさん遊んで眠くなってきたようなので、お家に戻してお昼寝タイムです。
お引越し2回目!
現在のナノのお家はこんな↑感じで、人が同室にいると出してほしくて、ずっとこっちを見ています。
大きくなったとはいえ、まだまだちんまり。
しばらく放っておくと、眠くなってちゃんと段ボールハウスへご帰宅。
そのままウトウト眠り始めました。
そんなナノですが、そろそろケージの隙間から抜け出す心配のない大きさになってきたので、さらなるお引越しを決行しました。
新居は2段ケージです。
段ボールハウスと使い慣れたブランケットは一緒にお引越し。
いつも過ごしている室内での場所移動なので、ナノ自身もそんなに気にしていないようで、問題なくリラックスして過ごしていました。
もう少しサークル生活でもよかったのですが、ケージにお引越しをしたのには実は理由がありまして…
初期医療に行ってきました!
ワクチンを打てる大きさになったので、初期医療へ連れてきました。
人に警戒心がまったくないので、獣医さんのところに連れて行ってもへっちゃらそうです。
性別も確認してもらって『女の子』と確定!(実は最初の頃は男の子疑惑がでていた時期がありました笑)
気になるウィルス検査の結果ですが…
猫エイズも猫白血病も共に陰性です!
最後にワクチンを打ってもらったら、ひとまずの初期医療は完了です。
元気だから大丈夫だろうとは思っていたけれど…異常なしの結果が出てようやく一安心です。
こちらはどなた?
ナノの初期医療の後に診察台にあがったのは見慣れないグレーの尻尾。
こちらもウィルス検査とワクチンをプスリ!
お口の中の状態もチェック!
月齢はナノと同じくらいみたいですが…
まろ眉毛の可愛いお顔!
そうです!
念願のナノのお友達として、新しい仔猫がやってくることになりました!
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