今回は外出にも、隠れ家にも使える猫用キャリーを紹介します。
猫を飼っていると必ず必要になる移動用キャリーですが、使わないときには収納に場所を取ってしまうのが悩みです。今回紹介するキャリーは使わないときでも、猫の隠れ家として常時活躍してくれます。
特に猫ちゃんの車移動が多いお家では大活躍してくれるキャリーです!
コロル おでかけネコベッド
リッチェル社から発売されている猫用キャリー『コロル おでかけネコベッド』おでかけの時の利用はもちろん、普段は猫ベッドとして使うことができます。
リッチェル社公式HPより引用(https://www.richell.co.jp)
標準価格:5,500~6,500円
カラー:ベージュ・パープル
サイズ:S・M
丸い宇宙船のような形をした可愛らしいフォルムのデザインです。サイズは2種類、カラーはベージュとパープルから選べます。プラスチック素材で固くしっかりしているので、衝撃に強く安全性も高いです。
『コロル おでかけネコベッド』のサイズと猫の体重目安
『コロル おでかけネコベッド』は現在、SとMの2種類のサイズがあります。平均的な成猫の場合、ベッドとして使うことも考慮してMサイズを選ぶのがおすすめです。
Sサイズ
体重目安:4kg以下
大きさ:34×29cm
重さ:1.2kg
外周:107cm
Mサイズ
体重目安:8kg以下
大きさ:42×35cm
重さ:1.6kg
外周:132cm
入口が大きな窓になる
入口部分が大きい窓になっているので、いつでも猫の様子が確認できます。入口にはしっかりとロックが掛けられるので脱走の心配もありません。
専用のふわふわクッション付き!
中にはふわふわのクッションが入っているので居心地抜群!入口を開けて置いておけば、そのまま猫の隠れ家にもなる優れものです。クッションは取替用も売っているので、汚れてしまっても安心です。
お手入れ楽チン!
本体はプラスチックなのでウエットティッシュや次亜塩素酸水などのスプレーでお掃除できます。クッションの部分はコロコロで毛を取り除いたり、丸洗いも可能です。
震災の備えとしても!
地震や台風など、自然災害の多い日本ではペットとの安全な避難が一つの課題です。猫は犬と違って知らない場所を怖がり、逃げ出そうとする性質があります。もしもの時のために普段からキャリーやケージなど、閉鎖空間に慣れさせておくのはとても大切です。
『コロル おでかけネコベッド』は普段からくつろぐ場所として、認識させることができます。もし、避難する必要があるときにはいつも過ごしている場所をそのまま移動できるのでストレスを減らしてあげることができます。
『コロル おでかけネコベッド』の凄いところ!
『コロル おでかけネコベッド』を使ってみて「買ってよかった!」と思ったところを3つピックアップして紹介します。
猫の隠れ家として大人気
我が家では棚の上に『コロル おでかけネコベッド』を設置していますが、設置したその日からテトにもピノにも大人気の隠れ家になっています。
丸い形と閉塞感が安心するようで、かなり居心地が良さそうです。お昼寝の時間には必ずどちらかが中でくつろいでいます。やっぱり猫達が気に入ってくれると、飼い主はとても嬉しいです。
猫に負担をかけずに診察できる
猫ベッドとして、うちの猫達には好評な『コロル おでかけネコベッド』ですが、キャリーとしての性能もしっかりしています。通院用の猫用キャリーを選ぶ一つの基準でもある「病院などでキャリーの上部分を取り外してそのまま診察が可能」というところです。
環境の変化が苦手で臆病な猫にとって、キャリーから出ないで診察できるというのはとても重要です。上部が外せるキャリーは獣医師からも推奨されている構造です。
シートベルトをしっかり装着
ペットの車移動の際にはキャリーに入れて、シートベルトでしっかり固定するのが常識となりました。特に猫は車の音が怖いので車内で暴れたり座席の下に隠れてしまったりと事故の危険があります。
『コロル おでかけネコベッド』は本体にシートベルトをしっかり装着できるように作られています。我が家でも実際に活用していますが、かなりガッチリと抑えられるようになっています。
診察のしやすさやシートベルト装着前提なところは「流石、安定のリッチェル製品」といった感じです。
『コロル おでかけネコベッド』の残念なところ…
続いて『コロル おでかけネコベッド』を使ってみて個人的に気になったところを紹介します。
徒歩移動では大変
丸型なので、取っ手を持って徒歩移動するのがちょっと大変です。気を付けないと斜めになってしまうので、身体から離して持つ必要があるのですがこれが大変……。
そこそこ重さのある猫だと腕一本で支えるのはキツいので、徒歩移動がメインのお家にはあまり向かないと感じました。(というか、恐らく長時間の徒歩移動前提では作られていなさそうです)
専用カバーが欲しい
窓が大きくて中が見えやすいのは、飼い主としては安心なのですが「専用カバーがあるといいな」と思いました。車内などではあまり必要性は感じませんが、車外では目隠しとしてあると良さそうです。
Sサイズが成猫には小さい
『コロル おでかけネコベッド』はSとMの2種類がありますが、Sはかなり小さいのでほとんどの成猫にはキツいと思われます。SとMを並べてみても「もう少しSサイズは大きくして良かったんじゃないかな…」と感じます。
我が家ではピノが3kgなのでSを選びました。一応入れはするのですが、やはり小さいのか自分からは入ろうとしませんでした。
『コロル おでかけネコベッド』の大きさ選び
「Sサイズが小さい」ということで、実際にSサイズとMサイズを使ってみた上でのサイズ感を紹介します。
公式ではSサイズ(4kg以下)、Mサイズ(8kg以下)となっています。ただ、体感としてはこの大きさギリギリの子だと入りはするけれど、ベッドとしてくつろぐにはキツいと思います。
ピノ(3kg)が使ってみた感想
Sサイズだと入れるけど、くつろぐにはちょっと狭そう……
我が家はピノが3kgですが、Sサイズは狭いのか自分から入ろうとはしません。一応Sサイズの『コロル おでかけネコベッド』で病院に行ったことはあります。キャリーとしては使えますが、やはりちょっと狭そうでした。
ちなみにピノはMサイズには自ら入ってくつろいでいます。見たところでは「ピノには少し大きいかな?」感じる程度で、大きすぎるとは思いません。
テト(6kg)が使ってみた感想
Sサイズに入りたいテト。どう見ても君には無理だよ…。
テトは6kgなので、Sサイズには物理的にも入れず…Mサイズはちょうど良さそうに使っています。ただ、8kg近くの大柄な子になるとくつろぐのには狭そうです。
成猫にはMサイズがおすすめ!
しばらく2つ置いておいたけど、2頭ともMサイズにしか入らなかった。
Sサイズは仔猫のうちはよさそうですが、キャリーは長く使うものなので成猫で2kgとか、小柄な猫でない限りはMサイズを選ぶのが良さそうです。特にベッドとしても活用したいと考えているのなら、Mサイズを選んだ方が良いと思います。
ただ、キャリーの形状が丸型のためMサイズサイズになると徒歩での長時間(5分以上)の持ち運びは大変になります。(Sサイズだと外周も小さめなので、Mサイズより持ち運びは楽です)
『コロル おでかけネコベッド』は動物病院などへ行く時には、車や自転車などで移動する飼い主さんに向いているキャリーだと思います。
我が家での使用例を紹介
『コロル おでかけネコベッド』を実際に活用している様子を紹介します!
購入したばかりのころは、床に置いておいたのですが主にテトが独占していました。(というか、ピノが入っているとテトも一緒に入ってきて狭くて追い出される……)
ふわふわクッションで気持ちよさそうです。
2頭で入っている姿もたまに見かけましたが(ほとんどテトが後から無理やり押し入る)流石に狭いみたいで長時間は無理なようでした。
その後、Mサイズの方を180cmの棚の上に移動しました。最初は「取り合えず場所が空いているからここに置いてみよう…」という気持ちだったのですが、これが猫達に大ヒット!
毎日、テトとピノのどちらかが棚の上のネコベッドでくつろいでいます。人目に付きにくい高い位置にある隠れ家は猫達には過ごしやすいみたいです。
頻繁に利用するので、棚にはステップを付けて登りやすくしてあります。足や腰を痛める心配もなくなりました。
棚の上の『コロル おでかけネコベッド』は我が家にはいくつか猫のくつろぐスペースを用意してありますが、その中でも一番利用率が高い場所となっています。季節によって暖かい場所、涼しい場所とくつろぐところ変わる猫達ですが、通年で利用できるのも良さそうです。
ちなみに猫達には人気のないSサイズ……現在は猫専用おもちゃ箱として活躍してくれています。毎日、お気に入りのおもちゃを引っ張り出して「遊んでー」と持ってきたりして可愛いです。
おでかけ猫ベッド『コロル おでかけネコベッド』まとめ
最初にSサイズを買ったときは小さすぎて「失敗だったな…」と思っていました。その後にリッチェル社からモニタープレゼントで貰ったMサイズが我が家では大ヒット!
移動用キャリーはたまにしか使わないのに収納場所を取るのが一番気になっていました。『コロル おでかけネコベッド』だと収納問題が解決できて、ベッドとしても活用できるでとても便利です。
我が家では車で獣医さんのところに連れていくときには『コロル おでかけネコベッド』が欠かせません。2頭で獣医さんのところに行くときは同じリッチェル社の『キャンピングキャリー』も使っています。
『キャンピングキャリー』は基本のキャリーケースとして優秀なので、はじめての移動用キャリーとしてもおすすめです。気になる方は『キャンピングキャリー ダブルドアは通院に最適なキャリーだった』で紹介していますので是非チェックを!
リッチェル社公式HPより引用(https://www.richell.co.jp)
ちなみに『コロル』とはリッチェル社の猫用品コロルシリーズの名称です。コロルシリーズはパステルカラーを基調とした柔らかみのあるデザインシリーズです。特に猫トイレの種類が豊富で、猫や飼い主さんの好みに合った商品を探すことができますよ!
リッチェルでは、毎月モニタープレゼント企画を行っています。今回紹介した我が家の『コロル おでかけネコベッド』Mサイズも、実はこの企画に当選して貰いました!詳しくは公式HPをチェックしてみてください!(プレゼント商品は毎月変わります)