少しづつ人への警戒心をほどきはじめたサビ猫ですが、一度緩んだ人への警戒心はあっというまに崩れ去りました。
そんなサビ猫と飼い主の様子を先住猫のテトとピノはどう思っているのでしょうか…。
この記事は「見知らぬ猫がやってきた話4」の続きです。
見知らぬ猫、心を開く
マタタビ付きのおもちゃを利用して、触れるようになってから数日。
サビ猫はすっかり人に心を開いてくれました。
ある時はシャーって言ったり…
ある時はゴロゴロしたり…
甘えたと思った瞬間、噛みついたり…
でもやっぱり撫でられるのは大好き。
といった感じで、触れるようになってからも機嫌が悪いと怒っていましたが、その頻度も少しづつ減っていき。
数日もすれば威嚇することは一切なくなりました。
そして今では……。
なんと自分から人の膝の上に乗りたがるように!
顎の下を撫でてもらうのが好き。
すぐゴロゴロしちゃう。
落ち着いているのが苦手なのか、体勢を変えながらも人の手を見ると顔を擦り付けようとします。
時には人の手や顔をペロペロと舐めたり、とんでもない甘えん坊さんになりました。
その頃、テトとピノは…
サビ猫とイチャイチャする飼い主を見ていた。
ただ、じっと見ていた。
見知らぬ猫、ハンモックを気にいる
ケージ生活をずっと続けているサビ猫ですが、ハンモックをまったく使わない様子でした。
テトもピノも我が家にきてからすぐにハンモックを気に入っていたので、サビ猫も気にいると思っていたのですが、いつもブランケットを敷いたステップの上で横になって寝ているようです。
ある日、買い物から帰宅すると……
サビ猫がハンモックに乗っている!!(しょんぼりして見えるのは気のせい)
ようやくハンモックに乗れると気づいたらしいサビ猫。
落ち着ける場所ができたお陰か、ハンモックにいるときは欲求鳴きをしなくなりました。
いつもは人が近づくと、「出して!構って!」と大騒ぎしますが、ハンモックにいるときはとってもまったりしている。
「こんなステキな場所があるにゃんて知らなかったにゃ!」
一度は人に対してもの凄い警戒心を持ったサビ猫でしたが、わずか数日にして元の甘えん坊さんに戻ってくれました。良かった!
次回はサビ猫をお風呂に入れます!
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