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【猫の爪とぎ防止に大活躍!】壁保護シートの効果的な使い方と2年間貼り続けた結果

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猫と暮らす中で心配なのが「壁への爪研ぎ」です。これから猫を飼う人にとっても心配事のひとつだと思います。

「家を傷める」なんて言われて賃貸では嫌われやすい猫ですが、今回は『壁保護シート』で猫の爪研ぎから壁を守る方法を紹介します。

猫の性質を理解して、壁で爪とぎされないように上手くコントロールしましょう!

壁保護シートとは?

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
『壁保護シート』とは片面が粘着性の半透明のシートです。表面はスベスベしています。

保護シートを貼ることで「猫が爪研ぎをしても壁を守る…」のではなく。スベスベした肌触りが爪研ぎには不向きなため、シートを貼った壁では爪研ぎをしなくなる効果があります。

壁保護シートは100均一などでも売られています。ただ、我が家では長く貼りっぱなしにするものなので、ある程度の品質の商品を選びました。

粘着力にもいくつか種類がありますが、『弱粘着タイプ』がおすすめです。シートは長期間貼りっぱなしにするものなので、粘着力が強いと剥がすときに壁紙を傷めてしまう可能性があるからです。

テト
テト
『保護シート』による壁へのダメージが心配だったら、1年に1度くらいのペースで張り替えると良いらしいにゃ!

愛用シートを紹介!

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
我が家でずっと使い続けているシートはリンテックコーマス社の『ペット壁保護シート』のはがせる弱粘着タイプです。

はがせる弱粘着タイプなので、貼ってるときに失敗しても張り直しが効きます。「粘着力が弱く剥がれてきてしまう…」なんてこともありません。

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
サイズはS(46×100cm)とM(92×100cm)があります。(画像はMサイズです)

価格はSサイズが1,000円、Mサイズが2,000円くらいです。ショップによってかなりバラつきがあるので、安いところを探してみてください。

壁保護シートの効果的な使い方

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
お部屋の壁に全てシートを貼ろうとするとお金もかかるし大変です。そこで猫が爪研ぎをしやすい場所を狙って、効率的にシートを貼ります。

  • 角になっているところ
  • 部屋の出入り口

角になっているところは、猫が両手で掴みやすく爪研ぎがしやすいポイントです。爪研ぎにはマーキングの意味もあるので、部屋の入り口なども危ないです。

主にこの2箇所を重点的にフォローします。シートを貼る位置は床から80cmくらいです。

既に爪研ぎで壁紙がボロボロになっている場合はシートを貼ると、剥がすときに壁紙も剥がれてしまいます。シートは猫を迎え入れる前や、壁紙がキレイなうちに貼りましょう。

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
『壁保護シート』を貼るのと同時に、部屋に1台づつ爪研ぎを置いてあげれば完璧です。猫は研ぎ心地の悪い壁よりも、バリバリ気持ちがいい爪研ぎを選びます。

ピノ
ピノ
よく爪とぎをされちゃう壁を邪魔するように爪とぎを置くのがポイントなんだからねっ!

壁保護シートの貼り方

1、シートをカットする

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
まずは、貼りたい大きさにシートをカットします。

2、角は1枚で貼ると失敗する

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
角の部分を貼る場合は1枚で貼ろうとせずに、2枚シートを使ってください。シートはキレイに折り曲がらないので、1枚で貼るとゴワついたりして上手く貼れません。

3、上からゆっくり貼っていく

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
上部の台紙を少しだけ剥がして貼る位置に合わせたら、台紙を剥がしながらゆっくり上から貼っていきます。

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
角部分に貼る場合は、角の縦合わせで貼っていくと曲がり防止になります。

4、曲がったらすぐに修正

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
貼ってる途中に曲がってることに気付いたら直ぐに修正します。強く圧着しなければ、数回くらい貼り直してもまったく問題ないです。

5、軽く圧着して完成!

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
角の部分を貼る場合は1枚で貼ろうとせずに、2枚シートを使ってください。シートはキレイに折り曲がらないので、1枚で貼るとゴワついたりして上手く貼れません。

壁保護シートの効果は絶大!

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
爪とぎに狙われた壁にすぐシートを貼り、壁を邪魔するように麻縄の爪とぎが付いたキャットタワーを設置。壁で爪とぎされることがなくなった!

『壁保護シート』を貼った場所では猫は爪研ぎをまったくしませんでした。お陰様で我が家の壁は猫を飼っているとは思えないほど傷がありません。

『壁保護シート』を活用しつつ爪研ぎを複数設置したことで、「壁は爪研ぎする場所じゃない」「爪研ぎでバリバリする方が気持ちいい」というのを猫に認識してもらうことができました。

2年間貼りっぱなしでも大丈夫!

我が家では2年間、壁保護シートを貼りっぱなしにしていました。

壁紙は日本のほとんどの住宅で使われているビニールクロスです。賃貸物件なので耐過年数が6年ほどの壁紙でした。

2年間貼りっぱなしにしていた保護シートを剥がしてみたところ…
爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
クロスの一部が少しシートにくっついて一緒に剥がれました。

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
保護シートを剥がし終わった壁紙にはダメージは見られません。手で触ってもベタつきなどはありませんでした。

ちなみに、その後の退去手続きでは猫が原因による修繕費は0円でした。詳しくは「猫2匹と2年間暮らした賃貸の退去費用」でご確認くださいませ。

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壁保護シートまとめ

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
今回は我が家で2年間愛用し続けた『壁保護シート』を紹介しました。本当ならもっと早くまとめたかったのですが、剥がしたときの状態もお伝えしたかったので遅くなってしまいました。

2年間の賃貸での利用でしたが、猫による壁の破損はなく借りた時とほぼ同じ状態で住み終えることができました。ちなみに、新居でも同じシートを使っています。

爪とぎ防止の壁保護シートのレビュー
『壁保護シート』は壁紙の材質によっては使えないことがあります。購入前には商品の注意書きをよく読んで、自宅で使えるかどうかを確認してください。

最初にシートを貼る手間と数千円をかけるだけで、数年後の修繕費(数万円~数十万円)を節約することができます。

面倒くさいですが最初の1度だけだと思ってささっと済ませてしまいましょう!