保護猫活動記録

『トロ丸とサバ吉の家庭内別居』それぞれの日常

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相性の悪い2匹の隔離生活をはじめてしばらく…日常のペースも安定してきて、生活が落ち着いてきました。

サバ吉は相変わらずで人馴れは停滞気味ですが、環境には馴れてきてくれたようです。

この記事は「捨てられた飼い猫達が幸せになるまで5」の続きです。

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まだまだ警戒心が強い

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ご飯の前になると、お腹が空いて出てくるサバ吉。

一定の距離を空けつつ、お世話係に熱い視線を送ります。

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いつもは段ボールの中までデリバリーするのですが、今日は珍しく丸出しのままご飯。

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食後のお口周りペロペロ。

まだまだこちらには警戒心むき出しです。

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そんなサバ吉も安心できる場所だと↑な感じに…笑

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起こさないように静かに近づいて、カメラの拡大を最大にして撮影。

いつかは人の近くでこんなふうに寝てくれる日がくるといいなぁ…。

耳が小さいトロ丸

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トロ丸のフリータイムです。

等間隔に落ちている猫たち。

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テトがかじって遊んだ段ボールの切れ端を乗せられるトロ丸。

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丸いのでたくさん乗りました。

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イタズラされても気にしてないトロ丸。

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折れ耳のトロ丸ですが、ウンチで踏ん張っている時だけ耳が立ちます。

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サバ吉以外の猫とは一歩控えめになりながら、それなりに上手くお付き合いしている様子。

激しい遊びは卒業してるのじゃ

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トロ丸はもうじじいなので、オモチャへの反応はビミョーですが、気分が乗ると遊んでくれることがあります。

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今日は小エビちゃんを見せたらちょっとテンションが上がったようです。

でも、基本は手でパシパシで、走り回ったりジャンプはしません。

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小エビに夢中になりながらも、カメラにはしっかりガン飛ばしてました(笑)

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小エビちゃんゲット!

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腰回りの筋トレをしなくちゃいけないんだけど、上半身でしか遊ばないしどうしたものか。

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トロ丸は大人の男なのでマタタビも好きです。

洗濯しようとカゴに入れておいたマタタビ入りのけりぐるみを引っ張り出して酔っぱらうじじい2匹に遭遇。

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ヨダレまみれにされました(洗うからいいけどね)

トロ丸のお風呂探検

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夕方以降はトロ丸は隔離部屋行きなので、サバが自由に動ける時間です。

お水を飲みにでてきたサバ吉。

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人への警戒心は相変わらずですが、環境には慣れたのか大きなあくびをしていました。

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目を合わせると警戒が強まったり、人が動くとすぐに逃げてしまうので、気にしないふりをしてカメラだけ向けて撮影しています。

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そんな警戒心が強いサバ吉でしたが、人が就寝すると密かに猫ベッドデビューをしていました!

やっぱり段ボールよりフカフカのベッドで手足を伸ばしたいよね。

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カメラのレンズを拡大して、なんとか撮影!

こちらに警戒しつつも、朝までのんびり過ごしていたようです。

普通の猫には当たり前の姿でも、人馴れしていない子では隠れ家からでてきてリラックスするのは大きな一歩です!

トロ丸通院

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トロ丸の通院の日です。

前回、股関節に痛みがあることが判明し、痛み止めの薬を服用していたトロ丸ですがその後の経過を診てもらいます。

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お薬のお陰で股関節の痛みはなくなっているようです。

ただ、前回行った血液検査の結果で腎臓の数値がやや基準値より高めだったため、薬から関節をフォローできるサプリに飲みかえてみることになりました。

フードも『ロイヤルカナン インドア』から『インドア+7』の高齢猫フードに切り替えです。

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腎臓が悪くなるのは高齢猫の宿命ではありますが、高齢猫用のフードに変えるだけでも良いそうなので良かったです(療養食は譲渡のハードルが上がる)

更にAIMちゅ~るを摂取させて今以上に悪化していかないよう気を付けていきます。

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ノルの毛玉を乗せられているトロ丸

前の飼い主はお金がなかったようなので、あまり良いフードを食べさせてもらえていなかっただろうし、トロ達を捨てる前にはご飯も満足に食べさせられてあげられない状態だったようです。

そんな生活で、腎臓の数値が基準値よりややオーバーで済んだのは不幸中の幸いです。

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元飼い主に医療ネグレクトと狭いケージへ閉じ込められて糞尿まみれになっていたノル。

満足にご飯も与えられずガリガリに痩せた状態で捨てられたトロ丸とサバ吉。

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猫の幸せは、関わる人で決まります。

苦しい過去を背負ったこの子達が、今こうして幸せそうに転がっているのを見て預かりボラをはじめて良かったと心から思う瞬間です。

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それぞれ、みんな幸せな生涯を過ごせるよに…

次回はいよいよ譲渡会です!

この記事の続きは「捨てられた飼い猫達が幸せになるまで7」へ。

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