トロ丸とサバ吉が我が家にやってきて1週間が過ぎました。
それぞれのペースで保護猫ライフを送っていたのですが…2匹の同居を揺るがす大事件が発生します。
この記事は「捨てられた飼い猫達が幸せになるまで2」の続きです。
適応力が高いトロ丸と困ってたサバ吉
トロ丸には『ブチ切れ地雷』があります。
その地雷を踏みぬくと一瞬でマジギレして本気のパンチかガブが飛んできて避けるのに失敗すると穴が開きます。
そんなトロ丸ですが、どうやら被り物はOKらしい。
お家フリーになってから3日目。
今日も「僕、生まれたときからこのお家に住んでますけど?」と言わんばかりの様子で、お部屋の真ん中でゴロンとしてるトロ丸。
ノルも転がっています。
7歳と12歳でシニア同士なので馬が合うのかも?
2匹には元飼い主に虐待行為に遭っていたという悲しい過去の共通点があります。
※医療にかけない・満足にご飯を与えない・不衛生な環境で飼育をすることは虐待に該当します
一方、まだケージから卒業できないサバ吉ですが…
大切な段ボールハウスをケージの下に落としてしまったようで困っていました。
隠れられる場所がなくなってフリーズしている。
いやいや、自分でやったんでしょう(笑)
戻してあげました。
珍しく近づいても逃げません。
カメラのレンズに興味があったみたいです。
お鼻の汚れ、早くキレイになるといいね~
サバ吉の大冒険
一方、トロ丸は…
今日も転がっていた。
一緒に寝ても逃げないけど、肉球を触られるのはまだちょっと嫌みたい。
テトとも打ち解けたようです。
成猫同士なのでくっついたりはしませんが、それなりに近い距離で寛いでいます。
この適応力と図太さで、元飼い主に捨てられても生き抜いてきたトロ丸。
お鼻の傷から、それなりに苦労していたことは伺えます
たくましいね(そして丸い)
トロ丸の初めての通院
保護されて11日目くらい。
初期医療以外では初めて病院にやってきたトロ丸です。
ガチギレ予防のためにお家からネットに入れてきましたが、病院では緊張して大人しかったです。
保護時に3.4kgしかなかった体重も4kgまで増えました!
でもまだ下半身はほっそりしています。
今回は多飲多尿の症状がでていたことと、歩く時に後ろ脚が不自然だったため診察してもらうために連れてきました。
歩き方については年齢と筋肉が少ないことから股関節の痛みが出ているそうで、痛み止めを処方されました。
先生の薦めで血液検査もお願いすることに(結果は後日)
一緒にのすけも診察してもらった!
大事件発生!
ケージから出て隔離部屋に馴れる訓練を始めたサバ吉ですが、今日もケージのお外に出てみましょう。
病院から帰ってきたトロ丸もいるよ!(お世話係に猫耳シュシュを付けられている)
目が合った2匹ですが、やっぱり仲良くないみたいです。
少しお部屋を見て回るサバ吉なのですが…事件はこのすぐ後に起こりました。
トロ丸がサバ吉を襲ったのです。
2匹とも酷い鳴き声をあげて、まさに『本気の猫の喧嘩』です。
傍にあったバスタオルをかけて強引に2匹を引き離したところ、サバ吉は一目散に物陰へ避難!
コワくてコワくて固まってしまっているサバ吉。
手を伸ばして撫でてみたところ、あまりのショックなのか無抵抗状態です。
親子か孫の関係であるオス同士の2匹…相性が悪いどころではありませんでした。
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