とら子が我が家にやってきて1ヵ月半…とうとう待っていたことが起こりました!
とら子と一緒に保護しようとしていた姉妹猫が、ようやく捕まったのです。
この記事は「ごはんを食べないコワがりとら子7」の続きです。
とうとう妹が保護できた!
実は、とら子は姉妹猫と2匹一緒にお外で暮らしていました。
依頼者の方からも2匹一緒の保護を…というご依頼だったのですが、残された1匹がなかなか捕まらない状況でした。
そして1ヵ月半という時間が経った頃、ようやくもう1匹が捕獲できたとの知らせが飛び込んできました!
初期医療と避妊手術を終えてやってきたのは『しま子』です。
とら子と同じ茶トラですが、とら子よりも茶トラの色が淡い女の子です。
とら子よりも大きな声でミャーミャー鳴いて、不満や恐怖や不安な気持ちを訴えてきます。
初対面のテトにもシャー!
今はコワくて不安で仕方ないかもしれないけど、でも少ししたら慣れるから大丈夫!
みんな最初は不安でいっぱいだったけど「お家の中で暮らすのってそれなりにいいかも」って思ってくれるようになるみたいだから。
やって来た日の夜には、ちゅーるを指から食べられるようになりました。
とら子より警戒心や気が強い性格らしいと聞いていたのですが、度胸もそこそこありそうです。
これから一緒に家猫修行を頑張ろう!
2日目のしま子
しま子がやってきた次の日の朝です。
夜はとら子の時と負けないくらい夜鳴きが凄くて、飼い主は寝不足です。
ご飯とトイレをクリアしたのでケージを開放するとテレビボードの下に隠れました。
そして大声でニャーニャー!鳴いてる。
「コワいよー!」「ここどこー!」「お家に帰せー!」って言ってるのかな?
とにかく不満爆発中。
そんなしま子でしたが……
やっぱり保護したばかりの子の心を解きほぐしてくれるのはテトでした。
猫なりのご挨拶を済ませたら、テトにくっついて離れません。
どこに行こうと、着いて行っちゃうもんね!
テトの姿を見ると安心
テトにくっついてリビングまで出てきたしま子。
そこ、トイレだから覚えてね。
テトの姿が見えなくなると、また大きな声でニャーニャー!と鳴きだします。
身を低くして、気配を殺して、テトを探すしま子。
「見つけたにゃー!」とテトの姿を見るなり、下がっていた尻尾がにゅいーんと上にあがります。
「勝手にいなくならないで欲しいにゃ!」
そしてテトにスリスリ。
スリスリ。
もっとスリスリ。
たまにペロ!
テトの顔がつぶれてもお構いなしに激しいスリスリ攻撃の連続です。
知らないところで不安いっぱいのしま子でしたが、尻尾が上になるような出会いがあって良かった!
しかし、出会ったばかりの保護猫に24時間もせずに懐かれるテト…恐るべし……!
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