前回、ブリーダーさんに教わった「保護猫と先住猫の仲良し大作戦」のその後の経過を報告しいきます。
お互いのニオイを混じらせることで、取り合えず威嚇行動がなくなった猫達ですが、できればもっと仲良く過ごしてほしいのが本音です。
果たして猫達の距離は縮まってくれるのか……。
この記事は「見知らぬ猫がやってきた話10」の続きです。
猫よりも人が好きなサビ猫
前の飼い主に捨てられてしまったサビ猫。今までどんなふうに生きてきたは分かりませんが、猫よりも人に甘える傾向がとても強い子です。
具体的には、人に対してはこんな感じです(寝てます)
猫とのお付き合いがあまり得意じゃないようで、先住猫であるテトとピノもまだどう接していいのか戸惑っているようです。
テトとサビ猫の距離感
テトとサビ猫が窓際で見つめあっていたのでこっそり観察してみました。距離感だけで見るとだいぶ近くなりました。
テトの前足のニオイをすんすんしてるサビ猫。
突然のテトびんた!(これは酷い)
すかさず反撃!
こんな感じで一定以上、近づきそうになるとテトとピノは猫パンチしあっています。もちろんお互い手加減しているので怪我はありません。
そんなテトですが、実はそれなりにサビ猫を受け入れています。
テトがまったり毛づくろいしていたのでサビ猫を投入してみると…お尻に顔を突っ込んでニオイを嗅ぎまくっています。
びっくりしてるサビ猫(猫同士のご挨拶もあんまり慣れていないのかな)
テトはサビ猫の毛づくろいをはじめました。これはびっくり。でもサビ猫は緊張したままで少しすると逃げ出してしまいました。
テトの方はサビ猫を受け入れてるのですが、どうやらサビ猫の方がまだ時間が必要なようです。
ピノとサビ猫の距離感
サビ猫にずっと威嚇し続けていたピノ。仲良し大作戦で威嚇がなくなった2匹の距離感はというと……
これが限界(この後、サビ猫はすぐに逃げた)
この2匹に関してはまだまだ時間がかかりそうなので、引き続き様子見していこうと思います。
焦らずゆっくり打ち解けていこう
新しい飼い主さんを見つけるのに向けて、できるだけ多くの環境に適用できるように訓練中です。先住猫がいるお家でも迎え入れてもらえるように、猫同士のお付き合いも徐々に覚えてくれたらという気持ちです。
サビ猫は人の傍でくっついて寝るのが大好きです。夜、寝る時も人の顔の傍でお腹を出して寝たりします。
抱っこはまだあんまり得意じゃないけど、人の上に乗っかって甘えるのは大好き。寂しい夜にはベッドに連れていくと嫌がることなく一緒に傍で寝てくれます(テトとピノは逃げる)
この記事の続きは「見知らぬ猫がやってきた12」へ。