触れるのに人馴れしていない猫『おむた』
我が家にきて2週間ほど経ちましたが、相変わらず警戒心まんまんで暮らしています。
少しずつ人が同じ空間にいることに慣れてもらう練習をはじめました。
この記事は「触れるけど人がコワい猫1」の続きです。
人との暮らしに慣れて行こう!
お気に入りの場所を見つけたおむたですが、人が活動している日中はまったく出てきません。
人が同じ空間にいることに慣れさせるために、ご飯の時間は少し離れた位置から見守ります。
最初は警戒してなかなか出てこないおむたでしたが…
5分程、動かずに視線を合わせないようにして待っていると出てきました!
焦りから、大口でご飯を食べています。
「何もしないよね?」というように時よりこちらを確認してくるおむた。
これを何度も続けることで、人がいる場所でも出てこられるように練習します。
ちなみに、室内に人の気配がないとひっそりと出てきて、転がっているボールなどで遊んだりしています。
でも、人の気配には物凄く敏感なので、少しでも物音がすればすぐにこちらの様子をチェック!
人がいても姿を現せるようになるまでは、数ヵ月単位で時間が必要そうです。
おもちゃで誘い出してみると…
おむたは1歳くらいなので、まだまだおもちゃで遊びたい盛りです。
猫じゃらしではまだ遊ぶ余裕はなさそうだったので、全自動おもちゃを設置して距離を取って様子を見ることに。
「ニンゲンいる…」という感じでこちらの様子を気にしていますが…
おもちゃも気になって仕方がない様子です。
動くネズミを視線で必死に追いかけます。
しばらく根気強く見守っていると…手が出た!
くるくる回るネズミを夢中で見つめるも、それ以上は出て来られず…
でも、「人がいる空間で遊ぶ」というのもおむたにとっては大きな一歩です。
その後もネズミが自分の近くを通るたびに、前足でちょんちょんして遊んでいました。
人間がいても平気な事、ひとつずつ増やしていこうね!
隔離部屋からの探検へ出発!
猫は夕方から夜にかけて活発になりますが、特に人馴れしていない子にはその傾向が顕著に表れます。
就寝前に隔離部屋のドアを開けておくと、気になってでてきたおむた。
人とは充分な距離を取りながら、新しいお部屋をこっそり探検開始しました。
でもまだ怖いので2mくらい進んでUターン!
それでも、隔離部屋以外にも興味を持てるようになったのは、心に余裕がでてきている証拠です。
人が動かしているおもちゃにも慣れよう!
全自動おもちゃでは遊べたおむた。
今度は釣り竿タイプの人と距離があるおもちゃで遊べるかチャレンジ!
根気強くふりふりすることおよそ5分…ちょっと前脚がでてきました!
不規則な動きを出すように頑張ってふりふりし続けて…
全身がでたー!!
人との距離およそ1.5mで、初めて全身が丸出しになりました!
さあ!思う存分、遊ぶんだ!
まだまだ動きは控えめですが、それでもおもちゃで遊んでくれたおむた。
しかし彼には目的があった…。
「ニンゲンのいる場所だと思いっきり遊べないからおもちゃ持って帰るにゃ!」
一人遊びの方が気兼ねなく遊べるらしく…ちょっと寂しかったお世話係なのでした。
この記事の続きは「触れるけど人がコワい猫3」へ。