初譲渡会にて無事にトライアルへとご縁を掴んだのすけ。
のすけの性格的にトライアルは問題なく終わる可能性が高い……というところまできていたのですが、ここにきてとんでもないハプニングが訪れることに。
家庭内事故…本当に危険です。
この記事は「陽キャなダンスィのすけ襲来5」の続きです。
トライアル決定後の過ごし方
我が家の猫たちとも上手く付き合えるようになったのすけ。
ほどよいサイズのダンボールを見つけると、すぐに納まっちゃってる感じです。
甘えん坊すぎて仕事の邪魔をするので(キーボードの上をお構いなしに歩く)、のすけホイホイで設置したダンボールもお気に入りです。
人が好きすぎて箱の中でぐりんぐりんしてる。
最近ではマタタビにも興味がでてきたようで、大人専用マタタビおもちゃに飛びついたり…
でも、のすけにはまだ早いのでお預け―!
トライアル先も無事に決まり、後は出発日を待つだけの状態。
環境に馴れるのがめちゃくちゃ早いのすけなので、トライアル先での心配はあまりしてません(笑)
きっと先住猫ちゃんには最初は嫌がられるだろうけど、ピノとも仲良くなれたからきっと大丈夫!
残り少ない時間を大切に過ごそうね。
と…そんな気楽な感じでいたのですが…
家庭内事故!命の危険!?
ある日の深夜、のすけが喉の奥に怪我をしてしまいました。
原因はシンクに置かれていた菜箸で、それを咥えたまま逃げようとキッチン台から飛び降りたところ、喉に刺さってしまいました。
直前に鮭を焼いて、水洗いはしたのですが、それでも匂いにつられてしまいました…。
痛くて元気のないのすけ…。
一番安心できる場所で丸っこくなっています。
すぐに救急の病院に連れて行くべきか、のすけを預かっている保護猫ボランティアの団体に相談。
「一晩様子を見て、必要なら朝一で通院を!」とのことで従うことに。
夜は何度も寝返りをうっていたのすけですが、朝はころんとなって眠っていました。
起きてきても元気がない様子です。
傷は一晩で小さくなったようですが、やはり痛いのでしょう…。
保護時に菌による感染で耳垢が大量に出る症状があったのですが、それがぶり返していました。
身体の抵抗力が下がっている表れです。
右目も瞬膜がでてきてしまっているので、病院が開いた時間にすぐに電話を入れて連れて行くことに!
病院での診断結果は…?
病院到着。
右目が閉じ気味なのが気になります。
右目を後ろから押してしまったのか?
確認するために眼圧を測定してもらいました。
先っぽが丸い白い棒が眼球に何度もパフパフあたります。
結果、眼圧には異常なし。
次に鎮静剤をかけてレントゲンを撮りました。
喉の中に菜箸のカケラが残っていないかを確認するためなのですが…
竹製の菜箸はレントゲンに映らないこともあり、何も映らず。
その後、感染症を防ぐため麻酔をかけて傷を縫合することに。
そして喉の傷の中から、小さな菜箸のカケラがでてきました。
処置後は、すぐに目を覚ましたのすけ。
鎮静剤、抗炎症剤、抗生剤、胃薬を処方されたので、5日ほど投薬を続けて再診となりました。
現段階では菜箸が脳や神経系に影響を与えている様子はないけれど、もしかしたら今後しばらくして症状が出てくる可能性もあるかもしれない…とのことでした。
そして、今回のように長いものが喉に刺さるような事故は『救急案件』に該当するとのことで、深夜帯であれば救急病院を受診するべきだったそうです。
日頃から猫の家庭内事故には気を付けていたのですが…まだまだ自分の経験や知識不足なのだと痛感しました。
「猫は1匹たりとも同じ性格の子はいない」
理解したつもりでいても、まだまだ足りていなかった。
今後、同じような事故が起こらないよう再発防止を徹底しつつ、のすけのケアにあたります。
この記事の続きは「陽キャなダンスィのすけ襲来!7」へ。