トライアル直前で下痢をしてしまったナノ。
投薬を5日ほど続けたところで、ようやく便の状態が改善してきました。
安心したのもつかの間…なんと今度はアトが下痢になってしまいました。
この記事は「324gの小さな仔猫13」の続きです。
今度はアトが下痢!
ナノの軟便が治った次の日の朝。
今度はアトが下痢をしてしまい、すぐに病院へ連れて行きました。
ナノと同じく食欲はあり、元気な様子です。
エコーでお腹も見てもらったのですが異常は見つからず…。
持参したアトの便を検便のために預けて、ナノと同じ内容のお薬をもらって帰宅しました。
病院から帰宅後、普段は行かないようなのPCの裏側に隠れていたアト(怖かったらしい)
その後、病院から「アトのウンチの中に回虫(寄生虫)の卵が出た」と連絡が!
これによりナノの下痢も寄生虫の可能性が高いと判明したので、トイレを共有している我が家の猫たちは全頭一斉駆虫を行うこととなりました!
寄生虫はとにかくしつこくて、検便をしっかりやっても出なかったり、駆虫をやっていたのに数ヵ月後に出てきたりすることがあります。
我が家は預かりをやっているので飼い猫も、半年の1度くらいは検便していますが今まで引っかかったことはなく…今回、初めての寄生虫発見でした。
回虫の卵には薬が効かないので、1回目の投薬から3週間後にもう一度お薬を飲む必要があります。
3週間は、ちょうど卵が孵って次の卵を産む前のタイミングなので、2回お薬を飲むことでようやく駆虫完了となります。
アトは1回目の駆虫薬を飲んだらすぐに下痢が治まったので、2回目の駆虫についてはトライアル中か正式譲渡後に行うことにしました!
べビーからキトンへ
2匹の下痢の原因も分かって一安心。
トライアル開始日も決めることができたので、後は当日を迎えるまでは今まで通り我が家で過ごします。
ナノを枕にして寝ているテトですが…
やり返されて敷布団にされていた(倍返しナノ)
図太くなりました笑
敷布団が窮屈になったテトは早々に退散。
あんまり遊んでくれなかったカクレクマノミのぬいぐるみ(犬用おもちゃ)をお腹に抱っこしてるナノです。
ナノもアトも体重が1.8kgになって、ハンモックも窮屈になってきました。
それでも3匹で無理やりおさまる笑
片手で軽々持ち上げられた2匹も、順調に大きくなっています!
そろそろ生後4ヵ月を越えるので、主食もベビー用フードからキトンへの切り替えを行いました。
もう赤ちゃんなんて言わせないにゃ!
先輩猫たちとの暮らしもあとわずか
テト以外の猫とも仲良しなナノ。
ピノと並んでる。
カーペットの端が捲れているのは、ナノがガジガジけりけりして遊びまくったからです。
ピノがお気に入りの場所はナノも居心地がいいようで、相席中。
「別にいいけどネ…」という感じで、傍にいることを許しているピノ。
ノルとは他の猫とくっついて寝たりすることはありませんが、仔猫たちとは同居猫としてお互いストレスなく暮らせています。
2匹、並んで夕ご飯の催促中です。
324gからは大きくなったと思っているけれど、成猫と比べるとまだまだこのサイズ。
先輩猫たちには仔猫同士では学べないことをたくさん教えてもらいました。
特にテトには甘えていたナノとアトですが、一緒に過ごせるのももう残りわすかです。
ナノとアトはずっと一緒
ナノが我が家に来たとき、「まだこんなに小さい子には同世代の相棒が必要だ!」と思い、私のワガママでお友達をお願いしました。
もちろんご縁あってのことなので確実ではなかったのですが…
アトが来てくれたことにより、ナノの噛み癖も収まり、2匹はとても仲良しになりました。
新しいお家では、猫はナノとアトだけになります。
今までのようにテトに甘えることができなくなる代わりに、ナノとアトが今よりもお互いで支え合うようになっていきます。
本当の姉妹じゃないけれど、そんなの感じさせないくらいに仲良くなった2匹はこれからもずっと一緒。
活発で明るくて警戒心のないナノは、アトのことをきっと引っ張って行ってくれるはず。
環境に馴れるまで時間がかかるアトですが、ナノのことをしっかり支えてくれると思います。
このイラストはトライアル先のお姉ちゃんが、ナノとアトを描いて送ってくれました!
せっかくの夏休みシーズンなのにトライアル開始予定が伸びてしまっていたのですが、2匹と暮らせるのを本当に楽しみにしてくれている気持ちが伝わってきてとても嬉しかったです!
ナノとアトをたくさん愛してくれるお家だから、きっと上手くいくよ!
トライアルは、もう目前です。