仔猫がやって来てから31~40日の保護記録です。
早いものでちぽも我が家にやってきて1ヶ月を越えました。
この記事は「心臓に異常があった小さな仔猫9」の続きです。
保護猫生活24日目
ちぽは恐らくですが、母猫に捨てられた子…もしくはついていけなかった子です。
保護時は心疾患による浮腫が酷く、足まで浮腫んでしまっていたので痛みからかびっこを引いて歩くような状態でした。
栄養状態も悪かったので小さくてガリガリだったちぽを、お母さん猫は育てられないと判断したのでしょう。
他の兄弟達も育てなければならないお母さん猫が、ちぽを育てることを諦めてしまったのは想像できます。
もしかしたらお母さんや兄弟について行くことができなかったのかもしれない。
でも、お母さんはちぽを迎えには来てくれず、結果的に1匹で困り果てて鳴いているところを依頼者により発見されました。
寒い寒い12月中旬のことです。
そんな怖くて寂しい思いをしていたちぽ。
お母さんや兄弟達とは離れ離れになってしまったけれど、今はお兄ちゃんやお姉ちゃん達と一緒に過ごしています。
我が家の飼い猫や保護預かり中の子達とはもちろん血縁関係はありませんが、みんなちぽのことを受け入れて可愛がってくれています。
もし、お外で出会っていたら敵同士になっていた可能性が高い子達です。
こうして穏やかにみんなで過ごしている様子を見ると、外で寂しく独りぼっちで死なずにすんで本当に良かったと思うばかりです。
夜はみんなで飼い主のお布団を奪う!
黒猫ピノは毎晩、飼い主のお布団で一緒に寝ます。
そんなピノを目的にテトがやってくると…テトのことが大好きなちぽがもれなく付いてきます。
なので朝起きるとベッドはこんな感じ…。
可愛いのですが、飼い主の寝る場所を容赦なく奪っていきます。
これは別の日の朝の様子(増えてる)
保護猫たちはみんなテトのことが大好きなので、みんなついてきちゃう…。
今日は普段はあまり入らないカゴハウスでおくつろぎ中。
途中でしま子も入ってきました。
しま子はちぽのことがそれなりに好きです。
テトが覗きにたので嬉しそうにヒゲがビンビンになっているしま子。
でももう満員なので入れません笑
夕方以降は大人数で過ごせる大きめのベッドが人気。
可愛くなったちぽ
すっかりハゲや浮腫みがなくなり、くりくりおめめになったちぽ。
人にコロコロ転がされるのも嫌じゃないらしく、コロコロされながらゴロゴロしています。
2.5ヵ月の頃から家猫になれたので、猫も人も好きな飼いやすい子に育っています。
ある時は同じポーズで。
キャットタワーのベッドは1匹用で小さめなのですが、そんなのお構いなしで詰まっています。
幸せそうなので良し!
誰かとくっついていたいちぽですが、お昼寝は結構単独でも平気みたいで昼間は1匹で寝ている姿もよく見かけるようになりました。
全身全霊のあくび。
人も猫も大好きな子は、人にも猫にも愛されるアイドルに成長しました。
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