ミニラとチビラが無事にトライアル開始となりました!
本来なら2週間のトライアル期間を経ての正式譲渡になるので、トライアル失敗の可能性を考慮すると保護枠は開けておくべきなのですが……。
そんな2週間が惜しいくらい、保護するべき猫達はたくさんいます。ミニラとチビラの出発後、数日後にはまた新しい子が我が家にやってきました!
その子は人を警戒している子でした。
はじめての人馴れ修行が必要な猫!
今回、我が家にやってくる猫は、お外で暮らしていた茶トラファミリーの子です。
黒っぽいのが母猫で、茶トラは大きいけどまだ仔猫です。
アパートのおじいさんがご飯をあげたり、自宅を一部開放して面倒をみていてくれました。良いフードだったのでみんなむっちり。
2匹は去年の年末に保護されて、別の預かり宅で一足先に保護猫ライフを送っています。
残っていた子が預かり枠の空いた我が家にやってくることになりました!
捕獲器に入った茶トラの男の子です。かわいい。初期医療と去勢手術をしてから我が家にやってきます。
ケージに移すのを失敗して、最初から室内探索をされてしまう。かなりの臆病さんで、モニターの裏から出てこなくなりました。
なんとか棚の上にあったベッドキャリーに追い込んで、そのままケージに移すことができました!
「また新しいのが来たらしいにゃ!」と目をまんまるにして偵察にくるテトとピノ。
何とかケージに移したら、入れておいたキャリーの中へ。かなり怖がっているようで呼吸も粗く、目もまんまるです。
ご飯とお水を置いたら、ケージに毛布をかけて一晩そっとしておきます。
怯える仔猫の翌朝の様子
翌朝、ケージを見るとちょんっとしてる茶トラくん。まだまだ怖いみたいです。
トイレの陰に隠れてるつもり。
茶トラくんは初期医療で病気など見つからなかったので、早めにテトとピノとご挨拶です。この家にはキミの他にも猫がいるんだよーって知ってもらいます。
「また知らないやつのニオイがするにゃ!」
初見は必ずシャーするテト。茶トラくんは無反応です。
ピノもご挨拶。
ピノもいつも通りシャー!
ご飯を食べない!トイレもしない!
困ったことに茶トラくん。ご飯も食べないしお水も飲みません。当然、排せつもありません。
知らない環境にやってきた子は緊張やストレスからハンストをすることがあります。
まったく食べないのが大丈夫までなのは1日までです。それ以上は肝臓にダメージがでてしまうので、少しでも良いので食べてもらいます!
スプーンを使って強制給餌です。口をこじ開けてご飯を入れると何とか食べてくれました!お水もシリンジで飲ませます。
触られることは大丈夫なようで、撫でたりすることもできる子です。攻撃性は一切ありません。でも抱っこはしたことないみたいです。
ご飯を食べて、トイレができるのを確認するまではケージの中で過ごしてもらいます。
慣れてない子を自由にさせてしまうと、食べてるのか出してるのかも分からなくなってしまうからです。トイレもちゃんと使えるのかどうか確認します。
色々はみでてる。
そんな不安でいっぱいのハンスト真っ最中の茶トラくんとの生活がスタートした2日後…。
茶トラくんにとって強い味方がやってきました。
この記事の続きは「人がコワい茶トラズがうちで生活してみた話2」へ。