ミニラとチビラが我が家にやって来てからおよそ2ヵ月。いよいよ譲渡会に参加することとなりました!
コロナの緊急事態宣言中の譲渡会。果たしてお申込みはいただけるのでしょうか……。
この記事は「ミニラとチビラがやってきた10」の続きです。
すっかり大きくなりました
ミニラとチビラが我が家にやってきてから2ヵ月近くが経ちました。
保護されてきた初日の写真。
仔猫用に用意したベッドで寄り添って眠る2匹。
それが今では…
こんなに大きくなりました!2倍くらいサイズアップしています。
それぞれの性格の違いも少しづつでてきているところです。
大きくなったけど、でもまだまだ赤ちゃんだもんね。
年上猫達に愛されながら日々を送っている2匹ですが、いよいよ譲渡会に参加することとなりました!
「え!マジ!?」
というわけで譲渡会です!
こちらがミニラとチビラが参加した譲渡会の会場の様子です!
知らない場所に落ち着かない様子の2匹。
車の中では、かなりご立腹だったようで、ブランケットをぐしゃぐしゃにし、新聞紙やペットシーツを元気に切り裂いていました。
「ここどこにゃのー!?」
「出してくだしゃいー!」
緊急事態宣言中での譲渡会でしたが、ご来場された方は多く、お申込みもたくさんあったそうです。
今回、参加した猫の中で一番小さかった2匹はたくさんの方に「かわいいね~」「小さいね~」と笑顔を向けていただけました。
今回の譲渡条件には、通常の条件に加えて以下の2点を追加しました。
- 2匹一緒であること
- 高齢者不可
柄の違う仔猫2匹は比較的人気が高いので、少し強気です(笑)
私自身が仔猫2匹で何度も通院をして大変に感じたこともあり、シニアになった頃のことを考えて高齢者は不可とさせていただきました。
開始1時間は凄い元気でしたが、すぐに充電が切れて殆ど寝て過ごした2匹。
結果としてはありがたいことに、複数のお申込みをいただくことができました!本当に素敵な方ばかりで、他のボランティアの方に相談したりと、かなーり悩みました!
譲渡会のストレスで膀胱炎になっちゃった
帰宅後、翌朝。頻尿と血尿が出てしまったチビラ。オシッコを採取して病院に連れていくとストレスからなのか突発性膀胱炎になってしまったようです。
幸い、軽度だったので頻尿もその日のうちに収まりました。今はオシッコをたくさん出すサプリメントを服用中です。
通院で初めて1匹だけになってしまったチビラはいつも以上に鳴いていました。
やっぱり2匹一緒の譲渡にしてよかった…1匹だったら寂しくて夜鳴きが凄そうだし、ストレスや環境に慣れるのに時間がかかったと思います。
チビラは別の先生のところで診てもらった際に『漏斗胸』疑いがでていました。生活に支障がない程度…とのことでした。
胸の骨の歪みについては、譲渡会でもお申込みされた方にはご説明したのですが、やはり気になったのでかかりつけの先生にも改めて診てもらうことに。
漏斗胸とは…?
生まれつき肋骨が変形してしまっている病気のことです。軽度ならば問題なく生活できますが、重度の場合は手術が必要なこともあります。
今回、改めてレントゲンを撮ってもらったところ…
『漏斗胸』ではありませんでした!
赤い矢印のところ、少しだけ骨が前に出ています。肺にも心臓にも影響がない状態です。この骨は成長と共に目立たなくなることもあるそうです。
ついでに、たまに誰かがしたウンチに猫砂が混じっていたのですが、その犯人も分かりました。
個性が一つ増えたチビラ。
残りの時間のカウントダウン
譲渡会が終わってからは、相変わらず他の猫達や飼い主に甘えたり遊んだりして過ごす日々に戻りました。
2回目の駆虫とワクチンがあるので、トライアル開始は少し先になります。
お別れまでのカウントダウンが始まりましたが、最後までできる限りのことをして送り出してやろうと思っています。
未だにテトやピノのおっぱいを探している2匹。お別れは寂しいけれど、でも、新しいお家でも2匹一緒だから大丈夫!
そういえば、ノルとも仲良くなりました!首筋に顔をくっつけておっぱいを探しているチビラ(毛が長いからお腹と間違えてるのかな?)
首回りを撫でられるのが大好きなノルも気持ちよさそうにしていました(笑)
この記事の続きは「ミニラとチビラがやってきた!12」へ。