外からやってきた子には、色々な問題が付き物です。特に仔猫となると体調を崩しやすく、デリケートです。
殆ど病院には縁のないテトとピノも仔猫の頃は、耳ダニやら猫カビやらで病院のお世話になった記憶があります。
そんな仔猫達に新たに発生した問題。それは食糞でした。
この記事は「ミニラとチビラがやってきた9」の続きです。
先住猫のストレスにも配慮してあげよう!
仔猫に人気No1のテト君。今日も仔猫に群がられています。
お気に入りの場所はたくさんあるのに、仔猫用の場所を選んでくつろぐテト。
そんなテトも、仔猫をストレスに感じることはあるようです。そんな時は、仔猫が登れないところにあるベッドでひっそりと過ごしたりもしています。
仔猫達も最初の頃より、甘える頻度が減ってきているように感じます。
身体の成長と共に、心も順調に育っているようです。
ウンチをかじる原因予測、その1
ビニール袋に入るというテトお気に入りに大人の遊びも教わりました!そんなチビラですが、ここにきて問題が発生しました。
その問題とは『食糞』です。ウサギや犬などに見られる『食糞』ですが、自分のウンチを食べてしまう行為のことを指します。
猫が食糞をするのはかなりのレアケース。何か原因があるはずです。
ちなみにチビラの場合は、ウンチを食べているわけでなく、かじっているだけのように見られました。
獣医さんに相談した結果、まずはお腹の中に虫がいる可能性を考えて駆虫薬を試すことにしました。
処方されたのは『ドロンタール』というお薬です。
仔猫なので2匹で1錠です。お薬をピルポケットで包んで与えます。
口の中に突っ込んで、シリンジの水で流し込みます。
お口を閉じてあげるとごっくん!ミニラも同じように投薬しました。
駆虫は2回行います。最初の駆虫で成虫を駆除しますが、卵には薬が効きません。そのため卵が孵ってから新しい卵が産まれる前の間に、2回目の駆虫が必要です。
2回目は譲渡会後、トライアル開始前の駆虫になりそうです。
ウンチをかじる原因予測、その2
ウンチをかじってしまうもう一つの原因予想としては、鼻詰まりです。
まだ猫風邪の症状が残っている2匹なのですが、特にチビラは鼻水が出ます。
猫は嗅覚で食べ物の美味しさを判断するため、鼻が利かないチビラは「ウンチをかじることによって食べ物かどうか判断しているのでは?」と言う予測です。
どちらが原因にせよ、しばらくは様子をみるしかありません。
ウンチは齧るけどね顔は天使。譲渡までに変な癖が直ってくれるといいのですが……。
ノルと仔猫
以前、仔猫を全力で威嚇していたノルですが…その後、進展があったので報告します。
ノルはどうやら仔猫が怖かったようで、しばらくは仔猫に対して威嚇をしまくていたのですが…
いつの間にか、こんなにお近づきになっていました!
食べないよね…?(仔猫を)
毛づくろいしてあげています!味見…じゃないよね?
ノルも他の猫にちゃんと愛情を向けてあげることのできる性格です。「仔猫が怖い生き物じゃない」と理解をしてくれたようです。
この記事の続きは「ミニラとチビラがやってきた!11」へ。