商品レビュー

吸盤で貼り付ける、猫用窓ベッドを使ってみた!

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最近、密かに注目されている猫用窓ベッドをご存知でしょうか?

吸盤で窓に貼り付けて使う猫用ベッドなのですが…「落ちないのかな?」という心配があり、しばらく様子を伺ってきました。

そして今回、良さそうな商品を見つけたので購入してみました!気になる吸盤の強度や猫達の評判をまとめて紹介します!

猫用窓ベッドって何?


猫用窓ベッドとは……窓に吸盤で貼り付けることにより、お外が見えてとっても可愛い猫用のベッドです。

窓の高い位置につけてあげると、お外の風景が楽しめてニャルソックが捗ります!

布製からプラスチック、爪とぎタイプなど色々あります。デザインもシンプルなものから可愛いものまで、種類が増えてきました!


日向ぼっこが大好きな猫にとっては是非とも試してみたいアイテムなのですが、まだ海外輸入品が殆どなので心配な部分もあります。

窓ベッドを選ぶ際に心配なこと

猫用窓ベッドを購入する際にはいくつか気を付けておきたいポイントがあります。我が家で特に注意した部分を2点を紹介します。

一番心配なのは「落ちないか」


吸盤で貼り付けるタイプの窓ベッド。やはり吸盤が落ちてしまわないかが心配です。

安い商品などはレビューを見ていると「吸盤がすぐに落ちてしまった」「1ヶ月もたなかった」などの感想が見られました。

我が家で購入の際にはレビューを参考に、すぐに落ちてしまうという口コミが多い商品は選ばないようにしました。

収れん火災に注意!


猫用窓ベッドは吸盤で窓に取り付けるタイプが殆どですが、収れん火災に注意が必要です。

テト
テト
収れん火災っていうのは、太陽の光が一点に集まって起きる火災のことだにゃ!
ピノ
ピノ
空気が乾燥していて、太陽が高くなる冬場にも起こりやすいんだからねっ!

猫用窓ベッドは海外製品がほとんどで、実証実験などが不十分な商品も多く含まれる可能性があります。

透明な吸盤や、クリアボウル系は収れん火災の原因に繋がる可能性があるので要注意です。

選んだのは爪研ぎタイプの窓ベッド


市場にでているたくさんの窓ベッドを比較して選んだのが、爪とぎタイプの猫用窓ベッドです。ワイヤーと大きな吸盤が4つで、しっかりと猫の体重を支えます。

横幅:約51cm
奥行:約28cm
厚さ:約5cm


ストレートとカーブ(ラウンド)の2タイプから選べます。我が家ではより猫の身体にフィットしやすそうなカーブタイプを選びました。

本体のリフィル(爪とぎ部分)のみでも購入できるので、後から付け替えることも可能です。

爪とぎ窓用猫ベッドを選んだ理由

爪とぎタイプの窓用猫ベッドを選んだ理由は2点です。爪とぎだからと言うよりは、デザインと吸盤の強さ、安全性を重視しました。

レビューが良かった

一通りの猫用窓ベッドのレビューを見ましてが、爪とぎ窓ベッドは評価が高めでした。

他の商品では「落ちてしまった」という感想をチラホラ見かけたのですが、爪とぎ窓ベッドに関しては「落ちた」というレビューは見当たりませんでした。

デザインがシンプルだった


部屋のインテリアに馴染むようなシンプルなデザインだったことも決め手のひとつです。余計な色が装飾がなく、猫の姿もしっかり見える構造が気に入りました。

吸盤が半透明


収れん火災を防止するために透明の吸盤やクリアボウルの猫ベッドはNGです。

爪とぎ窓ベッドは吸盤が半透明でザラザラした感じなので、光が一点に集まる心配がなく、安心して使えると思いました。

猫用窓ベッドを使ってみた感想

組み立てが少しだけ大変だった


購入したベッドを開封してみました。ベッドの裏側にある溝にワイヤーをはめ込んで、窓に貼り付けます。

ワイヤーを広げる必要があり、一人で組み立てるのに少し手間取りました。吸盤は大きくてとてもしっかりしています。


ワイヤーと格闘している間に、ベッド本体だけでくつろぎはじめるピノ。

まずはベッドの良さを知ってもらう

いきなり高い位置に取り付けてしまうと、猫達が自ら登りにくいので、最初は低い位置から始めました。低い位置ならもしベッドが落ちても安心です。

ベッドそのものの良さを知ってもらってから、少しずつ高さを上げていくことに。


数日くらいベッドを低い位置で放置していたのですが、みんな気に入ってくれたようです。毎日、誰かしらが窓ベッドで過ごす姿を目にするようになりました。


ベッドの良さを認識してもらえたので、少し高い位置にあげました。


最終的にはベッドの位置が床から85cmくらいの高さで落ち着いています。


本当は景色が見えるくらい高くしたかったのですが、あまり高くしすぎると猫が登れなくなります。

今後、近くに別のステップなどを設置するなどして、ベッドの位置を高くしてもいいな~と思ったりしています。

ワイヤーもかなり丈夫


最初はワイヤーに興味を持ってかじっている様子がありましたが、かなり丈夫にできているのでびくともしませんでした。今ではワイヤーには関心を持たずに使っています。

窓用猫ベッドの不便なところ

窓用猫ベッドを使い続けて、気になる点をまとめました。

取付位置に制限がある

一般的なスライドタイプの窓だと、開閉することができなくなるため右側にはベッドが取り付けられません。付ける位置を決めてから購入しましょう。

ブラインドは閉まらなくなる

窓に貼り付けているため邪魔になるのは当然なのですが、ブラインドなどは閉められなくなります。

今回購入した商品は、吸盤の位置を変えることで折りたためるようになっています。ただ、毎回吸盤を張り替えるのが面倒なので、我が家ではベッドはそのままの状態でカーテンを閉めています。

品質の割にはお値段が高い

今回、紹介した窓用猫ベッドは5,500円で購入しました。品質的には3,000円くらいの商品だと思います。ただ、海外からの輸入品なので輸送費を考えると、妥当な値段だとは感じています。

購入後、一度も落ちていない


今回、購入した猫用窓ベッドの耐荷重は15kgで、猫の推奨体重は10kgまでとなっています。とは言え、居心地が良ければそんなの関係なしに使うのが猫……。

大きさに限りがあるため、最大でもテトとピノが一緒に乗って9kgです。

購入してから3ヵ月ほど経ちましたが、その間に4~5回くらい張り替えています。しかし、一度も落ちることはありません。

買って良かった!窓用猫ベッド


以前から購入を悩んでいた窓ベッド。懸念していた落ちる心配も今のところはなく、猫達も気に入って使っています。

沢山ある商品の中から選んだものでしたが「購入してよかった!」と思えるベッドでした。おすすめです!