前からずっと気になっていた『宇宙船ねこハウス』を買ってみました!
可愛らしいデザインに一目惚れしたのですが、知らない中国メーカーの商品で、発売されたばかりなのかレビューも少なくちょっと心配……そう思って悩むこと数ヶ月、テトの2歳のお誕生日に思い切って買ってみました!
使ってみた感想としては「気になる部分もあるけれど、買って良かった」でした。どの辺りが気になったのか…。猫たちは気に入ってくれたのか…。など詳しく紹介します!
『宇宙船ねこハウス』買ってみた
標準価格:6,980円
大きさ:50×60cm
重さ:2.5kg
推奨猫サイズ:5kg
数ヶ月、悩んで買った『宇宙船ねこハウス』です。可愛らしいデザインながらも、木製で落ち着いた配色なのでお部屋にも馴染みやすいです。
猫の大きさは5kgくらいまでが推奨されています。我が家では3kgのピノはもちろん、6kgのテトでも問題なく使えています。
ハウス本体は軽いので、女性でも簡単に持ち上げられます。軽いですがしっかり安定しています。
『宇宙船ねこハウス』を組み立てる
大きめのダンボールで届きます。
開封するとプチプチとビニールでしっかり梱包されています。でもこのプチプチとビニールが埃っぽくて茶ばんでいてすごく汚かったです…。部屋を汚す恐れがあるのでカーペットの上などで開封するのはやめた方がいいです。
梱包材は汚かったですが、商品自体はキレイです。
説明書、アクリルドーム上下、円盤の縁、脚×4本、クッション、シールやネジ類…が入っています。
検品が甘く不良品率が高いようなので、まずは各パーツに問題がないかチェックしてください。足りないパーツ、酷く汚れていたり傷が付いていないか、補修された跡がないか…など。問題があれば遠慮なく交換してもらいましょう。
ざっくりした取扱説明書を見ながさっそく組み立てます!
まずは脚×4本の裏にクッションシールを貼ります。
円盤の縁には保護シートが貼ってあるのでベリベリ剥がします。ゆっくり丁寧に剥がさないと破れて面倒くさいことに…。
脚と円盤の縁を付属のネジで固定します。脚はネジ固定後に調整で向きは気にせずに。
電動ドライバーがあると楽チン。
ネジの方が穴より大きく見えるのですが、ちゃんと収まります。
アクリルドームを上から入れて重ねて、3箇所をネジで固定します。
しかし円盤の縁には穴が空いてないので、事前にキリなどで穴を開けておいた方がいいです。力を入れすぎると木が割れるので注意。電動ドライバーを使う場合は一気に入れ込むと木が割れるので注意してください。
木が割れてしまった場合は、ネジを止める部分をズラすようにしてください。割れてる部分にネジを止めてしまうと破損や猫の怪我の恐れがでてきます。
このネジは本来なら3本入っているはずなのですが、我が家に来たのには2本しかはいっていませんでした(2本でも固定できたのでそのまま使っています)ネジの品質もあまり良くなかったので、ナベネジを自分で用意する方がいいかもしれません。どうやらこのネジは不良品率が高いみたいです。
最後にネジ隠し用のシールを貼るのですが…明らかに浮いててカッコ悪い!!ので我が家ではシール無しで使うことにしました。これで完成です!
真っ先に中に入るテト。
下から見るとこんな感じ。
ピノも遅れて中に入ってみます。
どうやら気に入ってくれたようです。『宇宙船ねこハウス』は寝室に設置することにしました。
『宇宙船ねこハウス』の使用感
『宇宙船ねこハウス』を使い始めてから3ヵ月…どんな感じなのかを紹介します。
猫たち評判
猫たちには大人気でした。設置後は毎日必ず誰かが入って過ごしています。あまりに人気なのでもう1個同じのを買ってあげようかとおもったくらいです。
3kgのピノなは入り口も、中の大きさもちょうど良いようで、お昼寝の時間や夜寝るときなどによく見かけます。
テトは6kgあるので「そんなに使わないかな?」と思っていたのですが、予想に反して気に入っているみたいです。
我が家には猫たちがくつろげる場所をいくつか用意してあります。今まではテトがピノのくつろいでいる場所に割り込んでいくことがよくありました。いつもピノが場所を取られてしまうのでちょっと可哀そうでした。
この『宇宙船ねこハウス』は入り口が限られているので、テトがねじ込んでこれないようになっています。そのため、ピノにとってはゆっくり過ごせる安置になったようです。
飼い主的な感想
組み立てている時から「品質の低さ」は気になりました。ただ、猫たちがとても気に入ってくれたのと、透明なボールの中でくつろいでいる姿が非常に可愛らしいので「買ってよかった」と思っています。
値段的にももう少し品質アップはできただろうし、細かな部分の雑さが非常に残念でもったいない……。品質は低めだけれど、それ以上に気にいる部分がある商品でした。(日本のペットメーカーに足りないのはデザイン力…がんばって欲しい!)
こんな顔して寝てるのをみると、買って良かったと思っちゃうんですけどね……。
『宇宙船ねこハウス』を使ってみて感じた注意点
3ヵ月ほど使い続けてみて、いくつか注意点があることに気づきました。
お手入れはこまめに
猫がつかうものなので、抜け毛のお手入れはこまめにするようにします。特にクッションには猫の毛が溜まりやすいので、週1ペースで掃除機やコロコロをかけるようにしています。
クッションがズレていたら直してあげる
猫が体勢を変えたり、ハウスから出るときにクッションがズレてしまうことがあります。クッションがズレると居心地が悪いみたいなので見かけたら直してあげます。
クッションがズレすぎても退かないテト。
中はほんのり温かくなる
中は空気がこもりやすいので、長時間過ごしていると少し暖かくなるようです。冬には良さそうですが、夏は熱中症にならないようクーラーは付けておいた方が良いです。
はみ出ながら寝てるテト。
『宇宙船ねこハウス』の品質と安全性
組み立ての様子を見ていただいて分かる通り、商品自体の品質はそこまで高くありません。むしろやや低いくらいです。写真では分かりにくいですが実際に見ると、雑な部分が多く感じて残念です。我が家が最初に思った感想は「やっぱり中国メーカーだな」でした。
円盤の端に6kgのテトが乗っても倒れない。
安全性については、普通に使っている限りは危ない要素はありません。4本脚で安定しているので、余程の暴れん坊でなければひっくり返ることはなさそうです。
一度、テトとピノがハウスの周りで追いかけっこをしてるときに、片方に2頭分の強い衝撃が加わったときにだけ倒れて転がりました。
ただ、耐荷重の記載がないので製品としてきちんとした実証実験などは、恐らく行われていないと思います。実証実験とは、家具などで行われている「◯kg以上を何時間以上耐えられるか」…などですね。
「いつの間にか劣化していた!」などがないように、たまに確認するようにした方がよさそうです。
『宇宙船ねこハウス』の総評
品質は気になる部分がありますが、猫たちには大人気でした。宇宙船のようなハウスに入って、丸まって寝ている姿もとても可愛らしいです。
残念なところはいくつかあるけど、それでも買ってよかったと思えたのでブログで紹介することにしました。他にはないデザインのハウスなので、気に入った方にはおすすめです!
ちなみに、好奇心旺盛な我が家の猫達はすぐに入りましたが、警戒心が強い子などは1ヵ月くらいは様子を見た方がいいです。(気に入ってくれなかったらごめんなさい…)
我が家で保護していたサビ猫も、最初は入れようとしても嫌がって入りませんでした。ただ、1ヵ月くらいしてから入れてみたところ、すんなり入ってくつろいでいました。
ただ、保護した猫は囲まれた空間より高いところで伸びるのが好きなようで、使用頻度はそんなに高くありませんでした。(ピノかテトが常に使っていては入れない…というのもありましたが)
狭い場所や囲まれた場所が好きな子、好奇心旺盛な子などは気に入ってくれる確率が高そうです。