おむたとみぃたんの人馴れ修行に励んでいる日々の中、仔猫2匹の保護依頼が入りました。
我が家はもう頭数としてはこの辺りまでかな…と思っていたのですが、ボランティア団体では保護預かり枠が満床限界(汗)
人馴れしている仔猫ということもあり、受け入れることにしました。
パステル三毛と三毛の姉妹
不安と緊張でいっぱいの顔をしてやってきた2匹の姉妹。
5月初旬の大雨の日、市民の方の敷地で母猫が仔猫を産み落とし「このままでは死んでしまう!」と家の中に避難させたそうです。
お母さん猫はお家に通い育児をしっかりと続けたことで、仔猫たちはすくすくと成長し、あっという間に生後3.5カ月に。
ボランティア団体に相談後、お母さん猫は別の預かり宅へ。
仔猫2匹が縁あって我が家へやって来てくれました。
仔猫なのにハンスト!
翌朝の様子。
まだまだ緊張している2匹なのですが、生まれた頃から人のそばで過ごしていたという仔猫にしては珍しく、ハンスト(環境の変化でご飯を食べなくなる)を起こしていました。
でも、お膝の上でなら総合栄養食ちゅ~るを食べてくれるので、しばらくはちゅ~るを与えながら緊張が解れるのを待つことに。
体重1.7㎏と少し大きめなパステル三毛のお名前を『イコ』
お母さん猫に顔立ちがそっくりの三毛柄の子のお名前を『ニコ』にしました。
いっこ、にこ、のイコとニコ。
2~3日、お膝ちゅ~るを続けていると、自然とご飯を食べるようになりました。
ただ、小食で置き餌向きの子達なのか、食べるペースはとてもゆっくり。
ウィルス検査はお母さん猫も含めてみんな陰性でしたが、2週間ほどは他の猫と部屋を分けて隔離します。
見たところ猫風邪なども見られず元気そうですが、お母さん猫が屋外を自由に出入りしていたそうなので念のため。
とっても仲良しなので、もちろんペアでの譲渡を目指します。
同じ柄のペアは譲渡のハードルが高め。
更に譲渡会当日には生後4ヵ月になっていることを考えると、結構ギリギリな気がします(汗)
ケージの外に出てみよう!
我が家にやってきてから1週間ほど経つ頃、ケージの外に出してみることにしました。
早速、おもちゃを見つけて夢中で遊びだす2匹!
キレイなハチワレとボブテイルのポンポン尻尾が可愛いイコ。
同じくポンポン尻尾で小顔美人のニコ。
先にケージを飛び出したイコの方が、積極的な性格で遊ぶのも一歩先にでてくるおてんば娘です。
とにかく爆速で走り回ったり、ケージの上に登って高い所にいってみたり、カーテンレールを歩いて片っ端からカーテンを外してみたりと、とにかく元気!
対してニコはおっとりマイペースさん。
ケージを空けて「待ってました!」と飛び出して行くイコを尻目に、ハンモックで寛いだまましばらくは外に出てこないのんびりさん。
抱っこしただけでゴロゴロしちゃう甘えん坊さんで、人が横になっていると身体を寄せてくっついてきます。
それぞれ違った性格の2匹ですが、ケージの中で殆どの時間をハンモックで一緒に過ごしています。
ある程度、大きくなったら単独での譲渡も検討するべきか…とは思いつつ、やはり仲良くくっついて寝ている姿を見ると2匹一緒のままでいさせてあげたいです。
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