半年ほど前に新しい小型のキャットタワーを購入しました。
我が家には元々大きいキャットタワーが1台のみだったのですが、猫の居場所にもなるようなタワーが欲しくて購入を決意。
選んだのはオリジナルキャットタワーMayの『シャルマン』というカゴのベッドとハウスが付いている小型タワーです。
我が家の猫たち(6匹)が半年間以上、使い続けてみてとても良かったので紹介します!
2つのカゴ付きタワー『シャルマン』
カゴタイプのベッドとハウスが付いた小型キャットタワー『シャルマン』はオリジナルキャットタワーを企画・販売している『Mau』から発売されています。
標準価格:16,500円
重量:10.7kg
全高:88cm
企画・デザイン:日本(製造は中国)
カラーはミルキーベージュ1色のみで、同じシリーズで大型タイプの『パルフェ』も出ています。
見た目がおしゃれで可愛らしく、かといってシンプルさもあるデザインに惹かれて購入を決意!
小型タワーにしてはお値段は少々お高めでしたが、結果的には満足のできるお品でした。
全てのパーツが交換可能!
今回紹介する『シャルマン』は、全てのパーツが別途購入可能です!
つまり、一部が壊れたり傷んだりしても、そこだけ新しく買いなおすことができるので長く愛用し続けることができるのです。
組み立ては簡単!
『シャルマン』はパーツごとに分かれた状態で届くので、自分で組み立てる必要があります。
ドライバー等は不要で、付属の六角レンチがあれば1人でも簡単に組み立てができます。
そこそこ大きな段ボールで到着後、開封して入っていたパーツがこちら↑
麻紐のポール部分で手を痛めないように軍手も入っていました。
15分足らずで組みあがりました!
組み立て中から興味深げに見ていた好奇心旺盛なテトとピノが、早速取り調べにやってきました!
安定感もあって、爪研ぎの感じも良さそうです!
『シャルマン』は腰くらいの高さ
高さは88cmで、155cmの飼い主のちょうどお臍の高さです。
一番上のベッドでくつろぐ猫を見下ろせるので、撫でたりモフモフしたりできます。
2段目の横幅は47cmであり、カゴも40cmあるので体系が大きい子でも大丈夫!
1段目のハウスの大きさは一番太い所で40cmくらい、入口は直径18cmです。
大型種でも入れる大きさで、隠れ家れられるような場所が好きな子には過ごしやすい場所になっています。
台座が60×40cmと小さめなので、光の当たる窓のある壁際に設置しました。
ベッドは大人気スポット
我が家にいる猫達が『シャルマン』を使っている様子を紹介します。
まずは設置初日から大人気スポットとなった上部のベッド部分から、軽い順にいきましょう!
1kgサイズの仔猫には余裕の大きさ!
昼間はずっと日当たりがいい場所に設置したので、気に入って使ってくれていました。
成猫では少し小柄な3kgクラスの猫にもゆったりサイズです。
3.5kgのしま子も、気に入ってかなりの頻度で愛用していました。
大型種もすっぽりはまるサイズ感です。
ノルはこのベッド部分が大好きで、フィットする感じが良いみたいです。
2匹一緒に仲良く使っている姿も度々見かけました。
見た目は狭そうなのですが、仲良く密着して気持ちよさそうに過ごしていました。
続いては6.5kgの大型クラスと仔猫のペアで、7.5kgです。
ちょっと仔猫がはみ出していました。
ピノが寛いでいるとテトが無理やり奪いにくる流れは相変わらずの9kgペアです。
そろそろキャットタワーの耐荷重オーバーが気になりますが、グラつくこともなく問題なく使えていました。
しばらくは一緒に使っていますが、テトの無遠慮な侵略によりピノがぎゅうぎゅう押されて撤退していました。
更に500gアップして、9.5kgクラスです。
テトは保護猫に好かれるので、2匹ペアでギュウギュウになりながらお昼寝している姿もよく見かけました。
もうこれ以上は無理!3匹で13kgの猫盛り状態です。
2匹ともテトが大好きで、たまに発生している3匹盛りですが…どう見ても狭そうです。
しばらくは姿勢を変えながら3匹でいましたが、テトが逃げ出して2匹で仲良く使っていました。
と、そんなこんなで猫たちには非常に高評価を得たカゴベッドは「常に誰かしら使っているな~」という状態でした。
冬は冷えるのでブランケットなどを敷いて防寒しておくと、猫たちの使用率下がりません(抜け毛ガードにもなるのでおすすめ)
ハウスは安心できる隠れ家
続いては下部にあるハウスですが、ベッドより使用頻度は少なめで使う子と使わない子に分かれました。
「お昼寝は隠れられる場所でするのが大好き」な大型種(6.5kg)は、夏の日中はハウスに引きこもることが多かったです。
猫の中でも大きい方なのですが、居心地良さそうにくつろいでいたので狭さは大丈夫そうでした!
脚が覗いているのは3.5kgの子ですが、ゆったりくつろげるサイズ感のようでした。
朝ごはんは毎日ここで食べると決めているらしく、ご飯の準備を始めると毎朝ここで待機しています。
たまに姉妹2匹(3.5kg×2)で仲良く詰まっていることも…でもちょっと狭いのか、そんなに長く一緒には入っていない様子でした。
ハウスは秋~冬になってくると暖房を付けていても冷気が下に溜まる関係もあり、使用頻度が減っているようでした。
使う子は日常的によく入ってるし、使わない子はまったく入らないという感じで、テトとピノが使っているところは見たことがありません。
落ち着いた隠れ家的な場所が好きな子だと使ってくれる傾向にあるようでした。
『シャルマン』の改善ポイントは?
猫6匹と共に半年間愛用し続けてきた『シャルマン』ですが、気になるポイントを紹介します。
カゴハウスの網部分が1箇所ほつれた
使っているうちに、網目の先端が解れてしまいました。
ねじって隙間に埋め込むことで対処はできましたが「どうせなら目立たない裏側に先端がくるように作られてるといいのにな」と思いました。
カゴハウス上部の台座の布が破れた
使い始めてすぐにカゴハウスの上部に貼ってある布にほつれがあるのに気づきました。
痛むのがあまりにも早いことと、半年以上使っても他の部分にほつれが起こらないところをみると、初期不良の可能性が高いのです(届いたら組み立てる前にしっかり検品するようにすると安心です!)
今後、やぶれが広がり目立ってくるようだったらハウス部分だけ交換用パーツを購入しようと思います。
麻のニオイは気にならず
商品説明やレビューで「麻縄のニオイがする」という内容がありましたが、我が家ではまったく気にならなかったです。
公式からも「ニオイが気になる人は天日干しや風にあてたり、ドライヤーや扇風機でニオイを飛ばしてからの組み立て」を推奨しているようです。
化学物質アレルギーや、麻縄のニオイが嫌いな人は気になるのかもしれません。
キャットタワーのお手入れアイテム
猫がお気に入りの場所ほど抜け毛の汚れがたくさんつきますが、長く清潔に使い続けるためには定期的なメンテナンスは必須です。
『シャルマン』を掃除するときに我が家ではハンディ掃除機とエチケットブラシを使っています。
エチケットブラシは洋服などについた埃を除去する専用ブラシですが、ラグやベッド、キャットタワーの布部分に絡みついた猫の毛もしっかり取り除いてくれます。
『シャルマン』の布部分やクッションなどはエチケットブラシを使えば目に見えない抜け毛や埃などが簡単に取り除けます。
エチケットブラシが入らない場所、爪鞘や猫砂などは先の細いノズルをつけたハンディ掃除機を使います。
2つのアイテムを使えば、週1ペースで軽く掃除するだけでキレイな状態が保てます。
猫がたくさん暮らしている我が家で愛用している掃除グッズは『猫飼いさんへおすすめ!お部屋のお掃除グッズ紹介』でまとめてありますので、参考にしてみてください。
『シャルマン』を使ってみた感想
『シャルマン』を使ってみて「選んでよかった!」「買ってよかった!」と心から思えるキャットタワーでした!
仲良くベッドに詰まっていたり、ハウスの中でリラックスしている猫たちの幸せそうな姿をたくさん見ることができています。
猫たちが気に入ってたくさん使っているのはもちろん、見た目のオシャレさが他にはないデザインなのもポイントです。
ポール部分は猫が好む麻縄の爪とぎになっていますが、タワーの設置場所の関係もあり使用頻度はそこまで高くないので猫の頭数が多い我が家でも痛みはまだ少ないです(ついでに研いでいこ~みたいな感じ/笑)
一番長いポール以外では、ほとんど爪とぎしないので長く使えそうです。
もし今のタワーを新調する際にはまた同じものを買いたいと思うくらい、飼い主も猫たちも気に入っています!